中谷防衛相 台湾行政院による岩崎元統合幕僚長の顧問任命に関する見解表明

25日、防衛省の記者会見が行われ、台湾行政院が自衛隊のトップを務めた岩崎茂元幕僚長を顧問に任命した件について質問が寄せられた。中谷防衛相は政府としての立場を明確にしつつ慎重な姿勢を示した。
2025/03/25 出光 泰三

日米防衛相 初の対面会談へ 硫黄島慰霊式にも参加予定

中谷防衛相は25日、記者会見を開き、アメリカのヘグセス国防長官が3月30日に防衛省を訪れ、日米防衛相会談を行う予定であることを発表した。
2025/03/25 猿丸 金次

中国海警船が連続侵入 尖閣国有化以降最長の92時間 海保「退去させた」

24日、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の船2隻が24日午後10時5分ごろまでに領海外側の接続水域に出た。侵入時間は92時間8分で、2023年の80時間36分を上回り、2012年の尖閣諸島国有化以降で最長となった。
2025/03/25

自衛隊の新組織「統合作戦司令部」が発足 陸海空全隊を一元的に指揮

現代の安全保障環境では、グレーゾーン事態が多発しており、従来の軍事力だけでは対処できない状況が増えている。こうした事態に対応するために、平時から全体の状況を一元的に把握し、適切に判断・指揮できる統合司令部の存在が不可欠となっている。
2025/03/24

在日米軍強化計画の中止 トランプ政権が検討

アメリカ国防総省が在日米軍の強化計画を中止する可能性があることが、CNNやNBCの報道により明らかになった。
2025/03/20 出光 泰三

日本にはスパイ防止法が存在しない その理由と背景と影響と課題

日本にスパイ防止法がない状況は、安全保障上大きな課題となっている。今後、この問題への対応は国家として避けて通れないテーマと言える。
2025/03/16 出光 泰三

米公聴会で指摘された日本の潜水艦建造計画の優れた点 「米国は学ぶべき」=米議会調査局

議会の海軍力および戦力投射小委員会は3月11日に公聴会を開いた。専門家は米国は日本の年間1隻の潜水艦建造計画から学ぶべき点があると述べた。
2025/03/13 Dave Malyon

初代統合作戦司令官に南雲憲一郎氏 陸海空の自衛隊を一元指揮

政府は、3月24日に新設される陸海空の自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」の初代司令官に、統合幕僚副長の南雲憲一郎氏を起用することを決定した。
2025/03/11 出光 泰三

「誰がこのような取り決めをしたのか」トランプ大統領 日米安保条約の「不公平性」を再び指摘

トランプ大統領は6日、日米安保条約について「米国は日本を守らなければならないが、日本は米国を防衛する義務はない」と述べ、不満を改めて示した。このような取り決めをしたのは…
2025/03/07 大道修

石破首相「日本の防衛費は日本が決める」と反論 米国防次官候補が「防衛費GDP3%」要求で

石破首相は5日、トランプ米大統領が国防総省のナンバー3に指名したコルビー氏がGDPの3%を防衛費に充てるべきだと発言したことに対し、参議院予算委員会で「日本の防衛費は日本が決めるものだ」と強調した。
2025/03/05

米国 タイフォン戦闘システム日本配備を示唆 

米陸軍は、日本に先進的なタイフォン戦闘システムを配備する意向を示唆している。これは、インド太平洋地域における中共の増加する軍事的脅威に対するものと見なされている。
2025/03/05 李浩月

技術流出の脅威 日本と韓国で続発する産業スパイ事件

日韓で相次ぐ技術流出事件、中国企業への漏洩が深刻化。半導体やOLEDなど最先端技術が狙われ、産総研やサムスンなどの機密情報が流出。企業の機密管理強化と政府の対策が急務となっている。
2025/02/28 張鐘元

相次ぐ中国船の海底ケーブル切断 戦時と平時の狭間で嫌がらせか 有事では日本にも影響

近年相次ぐ中国船による海底ケーブルの切断。専門家は、戦時と平時の中間「グレーゾーン」で相手国に嫌がらせを行い、実質的な支配や影響力を拡大する「グレーゾーン戦略」を取っていると指摘している。
2025/02/27

産総研の研究データ漏洩事件 中国籍の元主任研究員に有罪判決

経産省所管の産総研の研究データを中国企業に漏洩し、不正競争防止法違反として起訴された中国籍の元上級主任研究員・権恒道被告(61)が25日判決を言い渡された。
2025/02/25

予備自衛官の処遇改善へ 自営業者にも給付金 防衛省が新制度を計画

防衛省は2025年度から、自営業やフリーランスの予備自衛官向けに新たな給付金制度を導入する方針を明らかにした。
2025/02/25 出光 泰三

日本とフィリピン防衛協力 新たな段階へ 装備品輸出に向けハイレベル協議枠組みを設置

中谷元防衛相は24日、フィリピンの首都マニラでテオドロ国防相と会談し、防衛装備品の輸出拡大に向けて両国の防衛当局間でハイレベルの協議枠組みを設置することで合意した。
2025/02/24 出光 泰三

中国船4隻 尖閣周辺で97日連続航行 機関砲搭載艦船も

沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺の接続水域において、中国海警局に所属する艦船4隻が97日連続で航行を続けている。
2025/02/24 出光 泰三

中谷防衛相フィリピン訪問へ 中国を念頭に安全保障連携強化を目指す

中谷元防衛相は22日からフィリピンを訪問し、テオドロ国防相と会談する予定であることを明らかにした。
2025/02/22 出光 泰三

中国軍 オーストラリア近海で演習 航空便が航路変更

中共海軍が豪州近海で実弾演習を実施。航空便が航路変更を余儀なくされた。豪政府は状況を監視し、中共と協議する方針だが、野党や専門家からは、対中強硬策を求める声が高まっている。

台湾有事を想定 沖縄・先島諸島からの避難者4万7千人受け入れ案 福岡が計画公表

福岡県は17日、台湾有事などを想定し、沖縄県先島諸島からの避難者4万7000人を県内で受け入れる「初期的な計画」案の概要を公表した。
2025/02/18

中国の軍事的脅威 日本など同盟国との連携強化を強調 ヘグセス米国防長官

ヘグセス米国防長官は13日、NATO国防相会合後の記者会見で、中国の軍事的脅威に対して米国単独では抑止できないとの認識を示し、日本を含むインド太平洋地域の同盟国との連携強化の必要性を訴えた。
2025/02/14 出光 泰三

中共軍の活動3倍増 防衛相「これまでにない最大の戦略的挑戦」と警鐘

中谷元防衛相は14日の閣議後の記者会見で、2024年に中国共産党(中共)軍の艦艇が日本の南西地域周辺の海域を航行した回数が68回に上り、2021年の3倍以上に増加したことを明らかにした。
2025/02/14 出光 泰三

中国海警局の船4隻 尖閣諸島周辺の日本領海に一時侵入

12日、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海に中国海警局の船舶4隻が一時侵入する事案が発生した。
2025/02/13 出光 泰三

中国が設置した尖閣周辺のブイ「なくなった」 海上保安庁公表

海上保安庁は11日、尖閣諸島周辺に中国が設置していたブイがなくなったと公表した。この動きは、8日に行われた日米首脳会談後すぐに起きた。
2025/02/12

岩屋外相宿舎侵入の女性 参院宿舎も訪問か

7日、1月に発生した岩屋毅外務大臣の衆院議員宿舎侵入事件に関連し、同一人物とみられる女性が参議院の2つの議員宿舎も訪問していた事実が明らかになった。
2025/02/07 出光 泰三

能動的サイバー防御法案が閣議決定 警察と自衛隊が攻撃元を無害化

政府は7日、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入に向けた関連法案を閣議決定した。
2025/02/07 出光 泰三

日本 英国主導の国際サイバーセキュリティ人材連合に参画

内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、英国科学・イノベーション・技術省(DSIT)が主導する「サイバーセキュリティ人材に関する国際的な連合(ICCW)」への参画を発表した。
2025/02/05 出光 泰三

インド太平洋諸国 中国の脅威に対抗するため防衛費増額 

米国がこれらの同盟で中心的な役割を果たすのは当然だが、中国の脅威にさらされている国々も、防衛費の対GDP比を引き上げ、自国の艦船や航空機を増強し、中国への抑止力を強化すべきだ。
2025/02/04 Mike Fredenburg

政府 半導体など関連21品目を輸出管理対象に 軍事転用防止

政府は、日本の先端技術が軍事転用されるのを防ぐため、新たに先端半導体や量子コンピュータなどに関わる21品目を「輸出管理」の対象に追加する方針を固めた。
2025/01/31 清川茜

日米防衛相 電話会談で同盟強化確認 尖閣諸島への安保条約適用も再確認

防衛省は1月31日、中谷防衛大臣とヘグセス米国防長官による電話会談が行われたと発表した。会談では、日米同盟の強化や自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力について話し合われた。
2025/01/31 出光 泰三