【寄稿】米大学のデモで逮捕者、内戦の予兆か 見え隠れする中国共産党の影響力

イスラエル・パレスチナ問題をめぐる分断は米国社会に大きな爪痕を残している。年末に米大統領選を控えるなか、中国共産党が背後で影響力を行使していることに警戒しなければならない事態となっている。
2024/05/06 鍛冶俊樹

中共、人気アプリを利用して外国人のデータを収集

豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
2024/05/04 新唐人テレビ

ロシアとウクライナの戦争の行方:中露同盟の不安定性とその可能性

ロシアとウクライナの戦争が続く中、中国共産党とロシアの関係は微妙なバランスを維持している。中国共産党は「三つのノー」政策を強調しつつも、実際にはロシアへの支援を続けている。この戦略的関係が、戦争の長期化とともにどのように変化していくかを分析し、中露同盟の不安定性とその潜在的影響について考察する。 ウクライナは、西側の支援を受けて軍事力を強化しており、ロシア軍の戦場での優位性は次第に薄れている。長期的には、ロシアの戦争遂行能力が限界を迎え、中露同盟の不安定性が、深刻な問題を引き起こす可能性がある。
2024/05/04 夏洛山

なぜ日本に広がるSDGs… 歌うたう子供「毛沢東の革命ソングのよう」専門家は危惧

昨今の日本の環境教育は、もはや教育の名に値しない「環境運動」と化している。エネルギー政策の専門家である杉山大志氏は、「今の環境教育は、ただCO2を減らせと子供たちに叫ぶだけの洗脳だ」と手厳しい評価を下した。
2024/05/04 佐渡道世

中国共産党が目論む「台湾琉球統一戦争」 日本の内部崩壊を誘発する工作に要注意

5月上旬に中国・福建省の共産党トップが沖縄訪問する。自由主義対共産主義の「新冷戦」が進むなか、沖縄をめぐる熾烈な争いが、水面下で進んでいる。
2024/05/02 仲村覚

AUKUS、韓国とも連携協議 米英豪の安保枠組み

韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。
2024/05/01 Reuters

中国、宇宙軍事力強化…「日米協力で対応すべき」米宇宙コマンド司令官

4月24日、米宇宙コマンド司令官スティーブン・ホワイティング大将が日本を訪れ、中国の宇宙軍事力の異常な増強に対して警告を発した。ホワイティング司令官は木原防衛相、統合幕僚監部議長、航空自衛隊長や航空宇宙事業本部長等の要人と対話し、宇宙領域における日米同盟のさらなる強化に向けた協力を確認した。
2024/04/30 Frank Fang

日本の警戒管制レーダー、比へ引き渡し…比司令官「脅威に目を光らせるのに不可欠だ」

鬼木誠防衛副大臣は29日、フィリピンを訪問し、同国のテオドロ国防相と会談した。日本がフィリピンに供与する移動式警戒管制レーダー2基目の引き渡し式典にも出席した。東アジア地域における中国共産党の拡張に対して連携して抑止を図る。
2024/04/30 佐渡道世

【有識者に聞く】内閣府中国企業ロゴ問題の本質 スパイよりタチが悪い「使える愚か者」とは

内閣府への提出資料に中国国営企業のロゴが入っていた問題は、国会とネット世論をどよめかせた。「中国共産党の浸透だ」とする論調に対し、有識者はむしろ「『使える愚か者(Useful ideot)』が日本の政策決定に関わっていることこそ問題だ」と指摘する。
2024/04/29 佐渡道世

【寄稿】中国「情報支援部隊」新設に見る戦略の大転換 「ペンは剣より強し」は真理か苦肉の策か

1990年代、米国の支援で立ち上げられた中国のサイバー部隊は、今や弾道ミサイル以上の脅威となっている。親米派が多いロケット軍を粛清した習近平は直属の「情報支援部隊」を創設し、情報戦に血道を挙げる可能性がある。
2024/04/27 鍛冶俊樹

世界軍事費過去最高…「グローバル平和・安全保障悪化」

全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。
2024/04/26 Frank Fang

AUKUS、日本以外の国々とも協力へ 米国務省高官が示唆

米英豪3カ国による安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」が、日本以外の国々とも協力を拡大する方針であることが分かった。米国務省のボニー・ジェンキンス軍備管理・国際安全保障担当次官が24日、ワシントンで記者団に明らかにした。
2024/04/25 佐渡道世

日米同盟深化は不可欠 「3つのC」とは? 駐日米国大使と前駐豪日本大使が語る

8日、エマニュエル駐日米国大使と山上前駐オーストラリア日本大使が、日米同盟の重要性を力説した。エマニュエル大使は、「新型コロナウイルス感染症」「ロシアのウクライナ侵攻」「中国の威圧的行動」という「3つのC」が世界を変えたと指摘。日米両国がこの2年間で70年来の政策を大きく転換したことに言及し、「日米同盟は新時代を迎えている」と強調した。

日本、フィリピン、米国で初の3カ国首脳会談 中国共産党の念頭に結束強化

日本、フィリピン、米国の首脳は4月中旬に連続してホワイトハウスで首脳会談を行い、国際法の支配を守り、自由で開かれたインド太平洋を推進し、地域の進歩と繁栄を支援するという共通の決意を表明した。

海自ヘリ墜落で1人の死亡確認、「2機が衝突した可能性」と防衛相

木原稔防衛相は21日午前、伊豆諸島の鳥島東の洋上で前日夜に起きた海上自衛隊のヘリコプター2機の墜落について、収容した1人が死亡したことを明らかにした。海自や海上保安庁が残り7人を捜索している。

日米比3カ国合意、誰かに向けられたものではない=マルコス大統領

フィリピンのマルコス大統領は15日、同国と米国、日本による3カ国合意は誰かに向けられたものではなく、3国間の関係強化に過ぎないと述べた。
2024/04/15 Reuters

中国漁船の違法操業、海上民兵の役目も 韓国、国家安全保障の観点から対応

最近、尹錫悅(ユン・ソクヨル)韓国大統領は国家安全保障の観点から韓国海洋警察に中国の漁船の強い対応を求めた。
2024/04/15 清川茜

日米韓が海軍合同演習、北朝鮮の脅威に対応 米空母など参加

米韓は北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する備えを強化するため、海軍の合同演習を実施し、米空母などが参加した。韓国海軍が12日発表した。
2024/04/12 Reuters

統一教会と銃

2023年10月12日、文部科学省森山大臣は、旧統一協会の解散命令請求を決定したが、いずれも地方裁判所が解散命令を出したあとに、教団側が不服を申し立てた。 最高裁判所まで争われた結果、最終的に解散命令が出された。解散命令が確定した場合、宗教上の行為は禁止されないが、教団は宗教法人格を失い、税制上の優遇措置が受けられなくなる。
2024/04/10 平山ルーク

岸田首相訪米…「日本はどこであれ米国側に」防衛・情報協力強化で合意=米高官

岸田文雄首相とバイデン米大統領は、12日の首脳会談で、日米両国間の防衛及びインテリジェンス(諜報)協力を一層強化することで合意する見通しだ。ホワイトハウス高官が現地時間9日、明らかにした。東アジアや東欧など緊張の高まる地域の「どこであれ日本は米国側にいてくれる」と堅い信頼関係を強調した。
2024/04/10 佐渡道世

日米比首脳会談、南シナ海巡る協力で合意見通し=マルコス大統領

フィリピンのマルコス大統領は10日、ワシントンで11日に予定される日米首脳との3者会談について、南シナ海の安全保障と航行の自由維持に向けた協力で合意する見通しだと記者団に述べた。
2024/04/10 Reuters

岸田首相訪米に合わせ…米超党派議員、日米同盟の重要性強調する議案提出

岸田文雄首相の訪米に合わせ、米上院外交委員会の超党派議員らが、日米同盟の重要性を再確認し、岸田総理の訪米を歓迎する決議案を提出した。
2024/04/10 佐渡道世

岸田首相の訪米 日米防衛協力アップグレードへ AUKUS協議の期待も

岸田文雄首相は日本時間の9日朝、米ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した。日本の首相が国賓として米国を訪問するのは9年ぶり。今回の訪米では、日米両国の防衛関係のアップグレードが期待されている。

米司令官が警告 中国共産党の台湾侵攻「3年以内に準備」

経済成長が鈍化するなかでも、中国は軍備拡張と近代化のために積極的な投資を続け、自治権を持つ台湾を威圧するグレーゾーン作戦を続けている。 これについて、アクイリノ司令官は「台湾を武力統一するための能力を整えるタイムラインだ」と述べた。

米英豪「AUKUS」、日本との協力を検討 先端防衛技術で

米国、英国、オーストラリアは3カ国の安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」を通して日本と先端防衛技術分野で協力することを検討している。3カ国が8日、声明で明かにした。
2024/04/09 Reuters

台湾有事シミュレーション…中国大敗喫するも日米に甚大な被害

笹川平和財団は台湾有事を想定した机上演習を実施し、その報告書を3月末に公表した。報告書によると、もし米中が台湾をめぐり軍事衝突した場合、日米台すべてに甚大な被害が及ぶことが明らかになった。
2024/04/09 佐渡道世