経済を武器とする政治術 トランプ氏の国家運営

トランプ氏の関税政策は、単なる保護主義ではない。その背景には、米国産業を立て直し、安全保障と外交を強化するという地経学的な戦略がある。
2025/04/16 Francis P. Sempa

トランプ氏 重要鉱物の調査を指示 中国依存からの脱却へ

トランプ米大統領は4月15日、重要鉱物の輸入が国家安全保障に与える影響を調査するよう商務省に指示した。レアアースやリチウムといった資源の対中依存を問題視し、国内供給体制の再構築を目指す。
2025/04/16 陳霆

マスク氏「レアアースはどこにでもある」 中国の輸出停止は意味ないか 

中国が主要レアアースの輸出を停止したことをめぐり、イーロン・マスク氏が「レアアースは実は希少ではない」と発言。。供給停止そのものよりも、精錬技術と製造能力こそが真の課題だとするマスク氏の指摘は、資源をめぐる地政学の本質に一石を投じている。
2025/04/16

トランプ氏 不法移民の社会保障受給を禁止する命令に署名

トランプ米大統領は、不法移民による社会保障や医療制度などの連邦給付の不正受給を防止するため、関連機関に対策を講じるよう求める大統領覚書に署名した。
2025/04/16 T.J. Muscaro

トランプMAGA運動が全米で支持拡大 最新世論調査で36%が賛同

最新世論調査でMAGA支持者が全米有権者の36%に増加。共和党内では71%が賛同し、党の主流となっている。
2025/04/15 王君宜

米商務省 医薬品と半導体の輸入調査開始 関税強化を見据えた動きか

アメリカ商務省は4月14日、医薬品と半導体の輸入が国家安全保障に与える影響について、1962年通商拡大法に基づく調査を開始した。将来的に追加関税を課す可能性も示唆されており、国内製造の強化を狙うトランプ政権の経済戦略の一環とみられる。
2025/04/15 夏雨

DOGE職員 財務省機密システムにアクセス可能に 一時差し止めを緩和

ニューヨーク連邦地裁のバルガス判事は、政府効率化省の職員に対し、財務省の支払いシステムへの条件付きアクセスを許可する判断を下し、前の禁止措置を緩和した。
2025/04/14 Tom Ozimek

トランプ氏 健康診断は「極めて良好」 認知テストは満点

ホワイトハウスの主治医は13日、トランプ米大統領の年次健康診断の結果について「極めて良好」だと公表した。また、認知機能のテストでは30点満点中の30点で正常だった。
2025/04/14

ラトニック長官「スマホも関税対象」発言 トランプ大統領と解釈の食い違いか

ラトニック米商務長官は4月13日、スマートフォンやパソコンなどの電子機器が、今後1〜2か月以内に発表される見通しの半導体関税の対象に含まれるとの見解を示したがトランプ氏は…
2025/04/14 Jacob Burg

米国 自閉症急増の原因解明へ大規模調査 ケネディ保健長官が表明

ロバート・F・ケネディ・ジュニア米保健長官は10日、最近の自閉症の発症率の急増を受け、大規模な国際共同調査を開始したと発表。世界中の科学者が参加し、原因特定を目指す
2025/04/14 Zachary Stieber

トランプ大統領 電子製品などを関税の対象外に アップルなどハイテク企業に追い風

ドナルド・トランプ米大統領は、アメリカへの輸入に際して相互関税の対象となる製品のうち、特に電子機器カテゴリーに属する日常的な製品の一部を関税の対象から除外することを決定した。
2025/04/13 Naveen Athrappully

存在しない人物へ支払われた失業給付が5900万ドル 米DOGE調査で発覚

米DOGEが115歳や1歳に失業給付で3億ドル超(約430億円)の不正支出を指摘。日本のメディアはこのようなトランプ政策を無視、もしくはとんでもないものと報道している。
2025/04/12

【プレミアムレポート】関税応酬で米中関係は新たな段階に

専門家らは、米中関係は重要な一線を越え、世界第1位と第2位の経済大国間の対決が始まったと指摘している。
2025/04/12 Terri Wu

メタの対中協力が国家安全保障に脅威 元幹部が証言=米上院司法委員会

元Meta幹部で内部告発者のサラ・ウィン=ウィリアムズ氏が上院公聴会に出席し、Facebookが中国市場への進出を目指す過程で、米国の国家安全保障を損なうおそれのある行為に関与していたと証言した。
2025/04/11 趙鳳華

下院民主党 マスク氏に130日後の退任を要求

米民主党の下院議員70人以上が連名でトランプ政権に書簡を送り、特別顧問として政府に関与しているイーロン・マスク氏について、法的制限に従い130日以内に連邦政府の職を退くべきだと主張した。
2025/04/11 Jack Phillips

米政府「NY・タイムズはトランプ政権中傷のために重要な事実を無視している」

米政府は、NYT紙が水道水中のフッ化物添加に関する報道で、子供の知能低下との関連を示す重要な研究結果に触れなかったと非難し、トランプ政権の印象操作を意図しているとの見方を示した。
2025/04/11 新唐人テレビ

米 対中輸入品に最大145%の関税 10日から

ホワイトハウスは4月10日、中国からの輸入品の大半に対する関税が累計で145%に達する見通しだと明かした。
2025/04/11 林燕

パナマ運河で米軍の優先無料通行 中共の影響力拡大をけん制

米国とパナマが安全保障覚書に署名。米軍艦にパナマ運河の優先・無料通行権を付与し、中国共産党の影響力に対抗する。
2025/04/10 李言

中共から米国人のDNAを守ろうと各州が動き出す

米国人のDNAを兵器化するバイオテクノロジーの進歩に対する懸念が高まる中、多くの州が保護法を制定している。

トランプ大統領 相互関税を90日間停止 対中関税125%へ

トランプ米大統領は9日、同日発効したばかりの相互関税を90日間停止すると発表した。一方で、中国に対し関税率を125%に引き上げ、圧力を強化する姿勢を明確にした。

相互関税第2波 日本24% 中国は累計104%

トランプ米大統領は9日、中国製品に最大104%の関税を発動し、中国以外の複数国にも報復関税を課した。中国は対抗措置を表明したが…
2025/04/09 Andrew Moran

職員大量解雇めぐる訴訟 米最高裁 復職指示に待った

米連邦最高裁判所は8日、トランプ前政権による大量解雇をめぐり、下級審が出していた連邦職員の復職を命じる仮処分命令を一時停止する判断を示した。
2025/04/09 Jack Phillips

「厳しい議論を行う準備がある」 ジョージ・グラス氏が新駐日米国大使に正式承認 

トランプ氏が指名したジョージ・グラス氏が駐日大使に正式承認。トランプ関税や防衛費引き上げなど厳しい交渉が予想される
2025/04/09 大道修

日米 農産物関税を巡り交渉へ 米が輸入拡大を強く要求

米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表は8日、上院財政委員会の公聴会で、日本との通商交渉について「農産物の市場アクセス拡大に取り組んでいる」と述べた。米側が国産農産物の輸入拡大を迫る公算が大きく、農産品分野が交渉の山場となりそうだ。
2025/04/09 清川茜

米最高裁 敵性外国人法の適用容認 国外退去の差し止めを無効に

米連邦最高裁は4月7日、「敵性外国人法」の適用を差し止めていた地裁命令を無効とし、トランプ政権の措置を支持した。これにより、ベネズエラ人ギャング関係者とされる拘束者の国外退去が進む見通しとなった。
2025/04/08 Sam Dorman

トランプ氏「中国に50%関税」 報復措置に対抗の構え

トランプ米大統領は4月7日、中共がアメリカ製品に対する報復措置を撤回しない場合、9日に追加で50%の関税を課すと示唆した。
2025/04/08 Andrew Moran

全米で加速する人工添加物規制 各州が相次ぎ法整備へ

食品の安全性めぐり全米で規制強化の動きが見られる。2025年の最初の3か月間だけで、全米20州で約40本の関連法案が提出されたと言う。
2025/04/08 Jeff Louderback

台湾総統 対米ゼロ関税提案 対米投資拡大を模索中

台湾の頼総統は6日、対米交渉においてゼロ関税を提案し、報復措置を取らない方針を表明した。また、貿易障壁の撤廃に取り組むと述べた。正式な外交関係がないにもかかわらず、アメリカは台湾にとって最も重要な国際的支援者であり、主要な武器供給源である。
2025/04/07 Jacob Burg

米関税強化に50か国以上が協議を要請=ホワイトハウス高官

米国の“関税爆弾”が世界に波紋。50か国以上が急ぎ協議要請。
2025/04/07 Jack Phillips

米国の造船に特化した新設部門 中国の海洋支配に対抗へ

中共の造船力に対抗するには、米国も商業造船復活が不可欠。軍艦依存体制では海洋覇権は取り戻せない。トランプ政権も急遽造船復活を推進している。
2025/04/06 Mike Fredenburg