【大紀元日本10月30日】中国・北京市の天安門前で起きた四輪駆動車による暴走・炎上事件で、少数民族のウイグル族など計8人が関与したとの見方を強める公安当局は、同少数民族の摘発を国内各地で行っている。
産経新聞によると、ウイグル族を見つけ次第、理由も告げずに連行する事例も発生しており、北京の人権派弁護士は、治安当局が同少数民族をテロリストに仕立て上げ、迫害するケースが増える可能性を指摘しているという。
当局は、中国版ツイッター「微博」で流れた現場周辺の動画や、事件に関するインターネット上の書き込みを次々と削除するなど情報統制を強めている。
(翻訳編集・森 豪太)
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