中共による臓器摘出から生還した程佩明さんが真実を告白。暗殺の危機に直面しながらも、真実を語り続ける姿勢に世界が注目し、米国も保護を進める。人権侵害の実態に対する国際社会の連帯が求められている
2024/11/13
中国の中南大学湘雅第二病院に勤務していた羅帥宇氏が、不審な死を遂げた。生前の録音から、同病院が臓器移植研究のために子供のドナーを求めていた可能性が浮上。彼の家族は、羅氏が病院告発を計画していたことから口封じされたと主張している。
中野区で開催された講演会で、日本在住の法輪功学習者が中国で不当に拘束された妹の救出を訴えた。中国での劣悪な待遇や強制的な血液検査の実態を語り、臓器収奪の危険性を指摘。日本の人々に支援と協力を求めた
世界第2位の臓器移植大国だが、その臓器の出所に疑問が持たれている中国。世界で中国の生体臓器収奪が問題視される一方で中国共産党は否定している。今回、中国で臓器収奪に関与した元医師のトフティ氏が登壇し、中国での強制的な臓器収奪「臓器狩り」の実態を証言した。
10月12日、元中国外科医エンバー・トフティ氏の来日に際して、中国の臓器移植問題に関する講演会を開催した。山梨県から足を運んだ長嶺医師は、臓器狩りが起きていることをより多くの医者同士をしてもらいたいと述べた。
今、中野区役所1階のイベントスペースで人権問題(中国における生体臓器収奪)について考えるイベントが開催されている。10月3日から10月5日までの3日間、中国における生体臓器収奪の実態を伝える国際ポスターコンクール作品展が開催され、開催初日の3日は平日の中、155人がポスター展に来場し、作品を鑑賞した
迫害当時17歳だった本さん(Ben、仮名)は、「一体何が起こったのか」「理解できなかった」と当時を振り返る。友人や家族は次々と彼の家を訪れ、本さんと父に対し法輪功修煉をやめるか少なくとも秘密にするよう説得しようとした
「迫害は中国国民全員に深いダメージを与えた。特に、小さい子供と10代の若者たちに」と、中国出身の若者は語る。
法輪功学習者の女性が、20年前に上海女子刑務所で受けた不可解な「医療検査」について明らかにした。この証言によれば、刑務所ではこの検査の後、女性収監者の行方がわからなくなったという。
7月31日、米上院議員のマルコ・ルビオ氏は、中国共産党(中共)政府による法輪功学習者からの強制的な臓器摘出を抑制することを目的とした法案を提出した。
元中国国営企業の技術者である鮑学珍さんは、法輪功の修煉をしていたために、中共政府から不当に3年半の刑罰を受けた。彼女は最近、自身が収監されていた刑務所での体験から、強制的な臓器摘出の危機を2度に渡り、何とか逃れた経緯を明かした
国際人権NGOは、中国共産党政権による無実の囚人、特に法輪功学習者からの臓器収奪犯罪に対して、G7および他7カ国が行動を起こすよう求めている。
米国では、「臓器狩り」に関与する人に制裁を科す「法輪功保護法案」が成立に向けて動き出しており、6月25日には下院を通過した。衆議院議員・桜田義孝氏は、法案成立されたら「世界中の多くの企業も同じく歩調を合わせることになる可能性がある」と指摘した
わずか33分でヘリコプターが移植用の肺を患者のもとへ届けた。報道が流れるや否や、ネットではレシピエントの特権的待遇と臓器の提供元を疑う声が飛び交った。専門家は、中国臓器移植産業の背後には深い闇があると指摘する
24日、桜田義孝衆議院議員は母親を中国で不当に連行された張一文さんと面談し、「無実の人々を捕まえて暴行することは世界のどこにおいても許されない」とし、「違法な臓器摘出や売買などには断固抗議している」と述べた。
中国共産党による法輪功への迫害の即刻停止を求め、法輪功修煉者たちは20日、東京の中国大使館前で静かに抗議を行った。
カナダ外相は、法輪功学習者・叢蘭英さんの救出を求める陳情書に対し、書面で回答した。カナダは法輪功学習者を含む少数民族や宗教団体に対する脅迫や弾圧について、公に懸念を表明してきた。今後も継続して同じようにすると表明。
中国共産党による法輪功への迫害は今年で25年目となる。日本在住の法輪功学習者は「反迫害」をテーマとして、大阪、京都で集会やパレードを行った。
台湾の立法委員(国会議員に相当)や民間団体が15日、「臓器強制摘出撲滅法案制定、台日連携およびグローバル連携」をテーマとした記者会見を台北市で開いた。中国国内では無実の囚人が臓器を強制的に摘出され移植用臓器に利用されているといった問題が続いているとして、議員らは世界各国での法整備を呼びかけた。
1999年7月20日、中国共産党は精神修養法である法輪功を弾圧するため、大々的な政治運動を開始した。
法輪功は1999年までに愛好者数がおよそ7000万人から1億人に達した。しかし、当時の中国共産党首魁・江沢民は、法輪功を中国共産党の権威に対する脅威だとみなしていた。
2024/07/14
中国黒竜江省出身の法輪功修煉者、程佩明氏は7月3日、米ワシントンで会見を開き、中国共産党によって本人の同意なく肝臓を摘出された経験を明らかにした。
最近、明慧ネットは、法輪功学習者の孟慶芳さんが2019年に拉致され、違法に1年半の刑を受けた際に、看守所で拷問を受け、頻繁に血液を採取されたと報じた。孟慶芳さんは、街で法輪功の真実を語っていた際に拉致された。彼女の携帯電話と現金、そして娘の家に置いてあった法輪功の書籍も警察に奪われた。彼女は菏沢看守所に拘禁され、その後、違法に1年半の刑を受けた。
25日、米下院で「法輪功保護法案」(Falun Gong Protection Act)が可決した。良心の囚人らから強制的に臓器を摘出する、中国共産党による組織犯罪「臓器狩り」に関与したものに制裁を科すことを定めた、米国で初となる法案となる。制裁には資産凍結、米国入国禁止、経済的制裁、刑事罰などがある。法案の全文は次のとおり。