7月23日、ロンドンで開催された日本、イタリア、およびイギリスの防衛相会談において、新しい国際防衛協力機関「GIGO」の設立準備が進行中だということわかった。
通常国会閉会の日、木原防衛大臣は記者会見において、改正防衛省設置法および特定防衛調達法の成立について言及し、さらに日本と英国、イタリアの3か国が次期戦闘機の共同開発管理を担う国際機関「GIGO(ジャイゴ)」を設立するためGIGO設立条約が承認された。国会での審議時間短縮に対しては、野党の批判に慎重な姿勢を示した。
木原稔防衛相は27日の記者会見で、今週来日するモンゴルのサイハンバヤル国防相と29日に会談を実施すると発表した。中露念頭に、防衛協力を推進する狙いだ。
木原稔防衛相は6日の会見で、日英伊による次期戦闘機(GCAP)の共同開発について、3月以降に開発企業間での協議が本格化するとして、2月末に時期戦闘機の第三国への移転与党間の結論を得ることで調整していることを明らかにした。
林芳正官房長官は15日午後の会見で、英国やイタリアと共同開発する次期戦闘機を第三国に出せるようにする制度緩和に関し、岸田文雄首相が同日の与党幹部との会合で、結論を得るべき時期について、早急に対応を決定して示したいと述べた、と説明した。
日本と英国、イタリアの3カ国が、共同開発する次期戦闘機の調整機関設立に向けた条約を来週結ぶことが分かった。事情を知る関係者3人が明らかにした。
日英両政府は15日、次期戦闘機用の高性能レーダーシステムを共同開発すると発表した。昨年12月には戦闘機用エンジンの実証機の共同開発計画が公表されており、防衛技術研究の交流が深化している。レーダーシステムの命名は「ジャガー
[東京 24日 ロイター] - 政府は24日、8年連続で過去最大となる2022年度の防衛予算案5兆4005億円(米軍再編費など含む)を閣議決定した。すでに成立した21年度の補正予算と合わせると6兆円を超え、防衛費の上限としてきた国内総生産(GDP)の1%を突破する。 22年度予算案は前年の当初予算から1.1%増。国会で成立すれば10年連続で前年を上回る。 21年度補正予算と合わせ、次期戦闘機の開発