【ほっこり池】花筏(はないかだ)
桜の花が散り、水面いっぱいに花びらが浮かぶ様子を「花筏」と呼んでいます。満開の後の、もう一つの美しい景観を表す雅語ですね。
落語の演目にも「花筏」というのがあって、こちらは桜の花とは関係ない、おもしろいお話です。提灯貼りの職人である徳さんは、大飯ぐらいの大酒のみ。相撲などとったこともありませんが、でっぷり太っていて大関の花筏関に似ている。ということで無理に頼まれて、急病の大関に代わり、巡業先の土俵へ上がることになります。
相手の力士は「本物の最強大関」が出てきたと思い、恐れて自分から尻餅をつきます。さすが大関、立ち会いの張り手一発。はるのは上手いよ、提灯屋だもの。
見かけ倒しの「大関」が勝ってしまいました。落語のオチはここまでですが、そういえば水面の花筏に、人は乗れません。見て楽しみましょう。
(慧)
関連記事
胆石は、多くの人に見逃されがちな健康リスクです。胆嚢内で硬化した結石が形成されると、消化に関連する問題や激しい痛みを引き起こす可能性があります。無症状で発見が遅れることもありますが、適切な知識を持つことで予防と早期対応が可能です。この記事では、胆石の原因、リスク要因、診断方法から、手術や自然療法による治療法までを詳しく解説します。健康的な生活習慣を取り入れることで、胆石のリスクを減らしましょう。
慶應義塾大学の研究で明らかになった健康長寿の鍵とは。老化予防と7,500歩の歩数がもたらす効果をご紹介します!
カルシウム不足が引き起こす体の不調とは?夜中の足の痙攣や骨粗鬆症を予防するために、毎日の食事での対策を解説します。
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。