法輪功を修煉することによって、心身ともに変化した体験を振り返る度に、アジア人の修煉者は皆、法輪功の創始者である李洪志先生の慈悲深いご加護に感謝の気持ちでいっぱいです。「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と口々に語り、心から信じています。
人生の答えを必死に探し求め、あるいは人生のどん底で病魔に苦しみ、試練に打ちのめされ、精神的に追い詰められ、絶望と苦痛の淵に陥った人々は、幸運にも法輪功の著作『轉法輪』と出会い、この本は彼らの生活を予想以上に良い方向へ導きました。
『轉法輪』は法輪功に関する著作の中で、最も重要なものです。1995年1月5日に初めて出版されてから、今年で30年を迎えます。これまでに50種類の言語に翻訳され、世界中の様々な民族の何億人もの人々がこの本を読み、法輪功の修煉を始めました。その中には、インド、韓国、日本などアジア諸国の人々も含まれており、皆が心身共に恩恵を受けたと実感しました。
韓国の書道家:法輪功は「人生の道しるべ」だ
韓治善さん(64歳)は、書道家であり人文学者でもあります。韓国の弘益大学美術学部を卒業し、書道に魅せられて30年以上その道を歩んできました。幼少期から修練に強い興味を持ち、さまざまな方法を試みました。長年の迷いの末、法輪功の修煉に辿り着きました。
彼は「幼いころから修練に関心を持ち続けていた自分が、なぜ60歳になるまで法輪功に出会えなかったのか、本当に理解できません」と不思議そうに語りました。彼にとって、法輪功は、「人生の道しるべ」となる存在であり、もう迷いも疑いもまったくありません。
7歳の時にキリスト教に触れるきっかけがあり、それ以来『聖書』やキリスト教関連の書籍を読みましたが、人生に関する疑問の答えが見つかりませんでした。例えば、人間が亡くなると、ほんとにお星様になれるか等の疑問はそのまま解けませんでした。そして、青年時代には仏教やその関連書籍も読み漁り、大学時代から40代までの間は、禅宗に没頭しました。
さらに、東洋の伝統思想、命理学、哲学、漢方医学、風水、鍼灸、気功治療などにも興味を持っていました。
30歳になる前には仕事を辞め、書道を学び始めました。その後、書道学校を開設し、書道教育と指導に従事してきました。YouTubeにも個人チャンネルを開設しました。
2021年、彼のチャンネルに登録した一人が面会にきました。韓治善さんはその人を自宅に招き、8時間も語り合いました。その人は法輪功の修煉者であり、法輪功そして創始者の著作『轉法輪』について詳しく紹介してくれました。
韓治善さんはすぐに法輪功について調べ、ネット上に公開されている『轉法輪』も読み、映像を見ながら五式の功法も学びました。但し、その時はまだ本格的な修煉ではなく、ただ興味がある程度にとどまっていました。
ある日、彼は騒がしい地下鉄の駅近くで、黄色い服を着た法輪功学習者が静かに煉功している姿を見かけました。その姿はまるで別世界にいるかのように、とても穏やかで安らかでした。その瞬間、彼は「法輪功についてもっと知りたい」と決意し、『轉法輪』を購入して修煉の道に入りました。
『轉法輪』を読むことによって、彼にたくさんの変化が訪れました。これまで生きる意味の答えを求めるために試してきたあらゆる方法を振り返ってみました。そして30年以上の教師生活で築き挙げた、他人に認めてもらいたいという心、自分を立証しようとする執着心を完全に捨て、さらにはお酒もやめ、健康を取り戻しました。
彼は「法輪功は私にとって、人生の道しるべです。どこから来て、どこにいるべきで、どこへ向かうのかを非常に明確に示してくれました。もう時間の無駄遣い、誘惑に惑わされることはありません」
修煉を通じて彼は「苦しみに対する見方が変わりました、自分が遭遇した苦難を嫌な気持ちで向かうことはなくなり、その苦難をかつての自分のよくない行いで作った借りを返すための分割払いだと考えられるようになりました」と見解を述べました。
韓さんの奥さんも法輪功を修煉しています。彼女はもともと人を褒めるような性格ではありませんでしたが、夫がお酒をやめ、毎日欠かさず煉功し続けている姿を見て、「本当に素晴らしい」と誇らしげに自慢するようになりました。
修煉での恩恵を実感したため、韓さんは周囲の人にも積極的に法輪功を紹介しています。彼は出会ったすべての人に誠実に法輪功の良さを伝えています。彼の影響を受け、すでに十数人が法輪功の修煉を始めています。
再び『轉法輪』と出会い、大法の奇跡を目の当たりに

莊永泰さんは法輪功を修煉して2年経ちました。真の修煉の道に入門できたことを心から喜んでいます。十数年前、法輪功には計り知れないエネルギーがあるという噂を聞き、『轉法輪』を購入しました。しかし当時は、集中できず、数ページめくっただけで、そのまま本棚にしまってしまいました。
その後、職場での競争や社会での苦難を経験した彼は、人生の生き甲斐を見つけようと思ったときに、ふと『轉法輪』を思い出しました。再び手に取って、一気に読み終えました。まるで「目から鱗が落ちる」ような気持ちになり、心が激しく動かされました。そして彼は修煉を決意しました。
それまで、莊永泰さんは20年以上も太極拳を習い、弟子を教えたり試合で審判員を務めたりしていました。しかし太極拳の書籍を読み漁っても「心法(心の在り方)」というものが何なのかは理解できませんでした。『轉法輪』を読んだことによって「大道は至りて簡し、心を修める」「不二法門」という法理を心得て、太極拳をきっぱりとやめ、法輪功一筋に修煉を始めました。
彼は「大法を得ることができ、これ以上嬉しいことはありません。『轉法輪』を通読することによって、人生の真実、宇宙の法理を理解できました。『轉法輪』は単なる体系的な科学知識ではなく、本来の自分を取りもどすための真の宝物です」と語りました。
読めば読むほど、『轉法輪』は彼にとって内心の微細な思いも映し出す鏡のような存在になりました。執着心に気づいたらすぐに捨てるようにしました。さらに、彼は『轉法輪』を灯りに例え、迷いから解き放たれ、円満成就へと至る「彼岸」に導いてくれると語りました。
彼は何度も大法がもたらした奇跡を経験しました。いままでよく「ものもらい」(麦粒腫)になり、内服薬も外用薬も試しましたが、効果がなく、結局は手術を受けるしかありませんでした。しかしある日再発しました。しかも2か所が豆粒のように腫れ上がりました。その日の夜、上司と喧嘩をする夢を見ました。目覚めた彼は自分の行動を振り返って反省し、自身の原因を探してみました。「見栄っ張りで情に流されやすい」という執着に気付きました。そして正念をもって、考えを是正し、その執着を捨てるように努力しました。執着心を捨てた丁度その時、腫れあがった「ものもらい」は自然に破裂し、膿が出てすぐに治りました。
彼の長男は昨年、大きな交通事故に遭いました。自転車で走行中に電車と衝突し、肝臓と肺が重傷を負い、緊急手術が必要でした。しかし手術後、医師は「信じられない、内臓はひどく損傷しているのに肋骨は折れておらず、血管も破裂してなかった。まるで見えない力に守られているようだ、非常に珍しいことだ」と驚きを隠せませんでした。
莊永泰さんは息子への過剰な心配をしないようにして、心の穏やかさを取り戻しました。息子に『轉法輪』を渡し、読書と煉功を勧めました。息子も「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と日頃から唱えていたおかげで事故から助かったのだとわかり、傷の痛みを我慢するように努力し『轉法輪』を読み、煉功を始めました。そして奇跡が起きました。その当日には胸部のドレナージがうまく行き、翌日にはチューブを抜いてもいいと言われ、三日目には熱も下がり、自力で歩行ができるようになりました。二週間後には退院することができました。
「一人が修煉すれば、家族全員が恩恵を受ける」。息子の遭遇はまさに「禍を転じて福となす」です。大法に出会えたことは、とても喜ばしいことですと莊永泰さんは大法と師父への感謝を述べました。さらに「残りの人生は、精進し、誓約を果たすことで、師父の慈悲なる救いに応えてまいります」と語りました。
46年の苦しみから解放された
日本の谷本さんは6歳のときに生死の境をさまよう大病を患いました。46年もの間、激しい頭痛と胃痛に悩まされ、痛み止めと胃薬を手放せませんでした。52歳で法輪功に出会ったことは彼女を苦難から救いだしました。
いままで彼女は不思議な出来事をいくつも経験しました。「いつかそれを説明してくれる人に出会うだろう」と感じ、その出会いを待ちました。52歳のとき、偶然手に取った本の片隅に「政治や宗教と関係のない気功を試してみては」と書かれているのを見ました。そして翌日、郵便受けに法輪功の無料のチラシが入っていました、「これだ!」とピンときました。
彼女はすぐに申し込みをし、法輪大法の著作『法輪功』と『轉法輪』を夢中になって読みました。
谷本さんは「一ヶ月もしないうちに、頭痛が完全になくなっているのに気付きました。46年も苦しんできた痛みからようやく解放されて、思わず涙があふれました。その時の喜びはずっと覚えています」
その二年後のある日、歯磨き中に突然吐血しました。最初は「胃がんではないか」と恐れましたが、すぐに「いや、これは師父の教えで説かれた消業の現象だ」と思い直し、心を落ち着かせました。その後も三度の吐血があり、血の塊も含まれていましたが、その後、胃痛は完全に消えてなくなりました。それに加え、長年のばね指の痛みや、極度の恐怖症の症状も消えました。
彼女は「師父の教えを聞ける機会があったことも、『轉法輪』『法輪功』、そして他の経文を拝読できたことも心から感謝しています。毎日の煉功によって健康が維持され、自分を絶えず向上させることができています。師父、本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを述べました。
(翻訳 正道 勇)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。