EU、インフラ入札に新規則 中国に市場開放迫る

EUの公共事業入札では、これまで中国企業がよく破格の安値で落札したが、EUの企業は中国の公共事業の入札に参加することが認められていない。EUはこのほど、この「不公平な状況」に対応する新規定を打ち出した。
2022/03/21

上海ディズニーリゾート、21日から一時閉鎖 新型コロナ拡大で

[上海 20日 ロイター] - 上海ディズニーリゾートは20日、中国国内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを理由に、21日から施設を一時的に閉鎖すると明らかにした。   同社は「現在の(新型コロナの)拡大を受け、上海ディズニーランド、ディズニータウン、ウィッシング・スター・パークをはじめとする上海ディズニーリゾートは、3月21日から一時的に閉鎖する」と表明。「引き続き感染拡大の状況を監視
2022/03/21 Reuters

中国によるロシア支援を阻止 米議員、制裁の抜け穴ふさぐ法案提出

米国の上院議員は17日、国際銀行間通信協会(SWIFT)に代替する中露の決済システムを利用してロシアの金融機関と取引する中国の金融機関に制裁を科す法案を提出した。ウクライナ侵攻をめぐる対露制裁の抜け穴をふさぐ狙いだ。
2022/03/19 山中蓮夏

「実態に合致しない」中国経済学者、1∼2月の好調な経済指標を疑問視

中国国家統計局が15日に発表した1~2月の主要経済指標が軒並み市場予想を上回り、生産活動の回復が示された。これについて、国内の複数のエコノミストはSNS上で、当局の公表は実際の経済データと矛盾していると指摘した。
2022/03/18

中国不動産会社、債務不履行回避に海外債券借り換え

中国不動産業界は資金繰りに苦しんでいる。多くの民間不動産会社が、債券がデフォルトに陥る前にロールオーバー(借り換え)を模索している。 このため、多くの不動産会社は、社債権者により高い金利での借り換えを持ちかけている。
2022/03/17

中国共産党はロシアの制裁逃れを支援していないか…米議員、調査要求法案提出

米下院議員らは7日、ウクライナ侵攻に対する米国の対露制裁をめぐり、中国共産党がロシアの制裁逃れを手助けしたかを調査するよう求める法案を発表した。
2022/03/10 山中蓮夏

中国の対ロシア援助には「動機」がない=米専門家

欧米諸国から前例のない制裁措置を受け、大手外資が相次いでサービスを停止するなか、ロシア経済は大きく冷え込んでいる。専門家は中国とロシアの複雑な関係性に着目し、中国が経済支援を行う動機はないと分析する。米政府系ラジオフリー
2022/03/09 佐渡道世

中国、ロシアとのサプライチェーン戦略を変更 ウクライナ侵攻の3カ月前から

サプライチェーンを通して地政学的変化を把握するフォルティス・アナリシスの創設者ロス・ケネディ氏は、ロシアのウクライナ侵攻前から中国はロシアへの商品の発注方法を変更していたと述べた。
2022/03/08 山中蓮夏

全人代政府活動報告、ウクライナ情勢に言及せず 「経済的打撃を過小評価」

中国の李克強首相は5日、北京の人民大会堂で開幕した全国人民代表大会(全人代)で今年1年間の政府活動報告を行い、今年の経済成長率目標は昨年の6%から引き下げて、「5.5%前後に設定する」と発表した。
2022/03/07

スコット米上院議員「中国産製品すべてボイコットを」国民に呼びかけ

リック・スコット米上院議員は中国共産党による深刻な人権侵害と貿易合意の不履行に対処するためには、経済や外交の面で断固とした行動を取る必要があると訴えた。
2022/03/02 山中蓮夏

中国、5万元以上現金引き出しなどの登録制 「しばらく実施しない」=人民銀

中国人民銀行(中央銀行)は21日、来月1日から実施する現金出し入れの登録制を「しばらく実施しない」と発表。経済への打撃を避けたい思惑があると専門家は指摘する。
2022/02/23

中国当局、非正規労働者は2億人と発表 「景気悪化で雇用圧力が一段と強まる」

中国国家統計局は今月上旬、昨年12月まで、全国の「霊活就業人員(非正規・臨時雇用などフレキシブルな形態の就業者を指し、一時的な失業者や季節工なども含む)」の人数は2億人に達したと発表した。
2022/02/17

中国長江デルタなど、中古住宅が「白菜並み」の安さ 専門家「バブルが弾ける最中」

中国長江デルタ地域と珠江デルタ地域の中小都市では、中古住宅価格が下落している。専門家は、中国住宅市場はバブルが弾けている最中にあるとの見解を示した。
2022/02/15

米中第1段階合意「中国は約束を果たしていない」=米国通商代表部

米国通商代表部(USTR)のビアンキ次席代表は1日、ワシントン国際貿易協会(WITA)主催のオンラインイベントで、2021年末に期限を迎えた第1段階の米中経済貿易協定について「中国が約束を果たしていないのは明らかだ」と非
2022/02/03 山中蓮夏

各社が21年業績見通し発表 8社が1800億円超の赤字 小売りや不動産など=中国

中国の複数の大手企業はこのほど、昨年の通年収益が巨額の赤字になると相次ぎ発表した。中共ウイルス(新型コロナ)の影響で中国経済は一段と減速していることが浮き彫りになった。
2022/02/01

WTO、中国による730億円の対米報復関税を認める 米国「深く失望」

世界貿易機関(WTO)は26日、中国が米国に対して年間最大6億4500万ドル(約730億円)相当の報復関税を課すことを認める仲裁決定を下した。米当局は「深く失望している」とし、WTOの改革の必要性が浮き彫りになった。
2022/01/27 蘇文悦

米マイクロン、上海のDRAM設計部門を閉鎖 技術漏洩対策で=報道

米メモリーチップ大手のマイクロン・テクノロジー(以下、マイクロン)は26日発表の声明で、上海支社のDRAM設計業務を年内に終了することを明らかにした。
2022/01/27

「中国共産党が国際秩序を破壊する恐れ」=ポンペオ元国務長官

米国のポンペオ元国務長官は25日に国際会議アーガス・アメリカス・クルード・サミット2022に出演し、第二次世界大戦後に確立されたルールに基づく国際秩序が中国共産党の台頭で破壊される恐れがあると警告した。
2022/01/26 山中蓮夏

中国投資会社、米企業から技術移転で提訴される 軍事転用の恐れ

中国上海にある国有投資会社は米国企業の重要な技術を不当に中国に移転したとして、同米国企業の株主から提訴された。米連邦調査局(FBI)と対米外国投資委員会(CFIUS)が調査に乗り出した。
2022/01/25

中央アジアに十数兆円投資 強まる中国の影響力

中国当局は近年、中央アジアの5カ国に数千億元(1元=約18円)を投資し、影響力の拡大に力を注いできた。
2022/01/24

中国不動産大手華夏幸福、「債務不履行規模1兆6840億円」

中国不動産企業、華夏幸福が1月19日夜、既存債務の残高2192億元(約3兆9465億円)、そのうち、予定通りに返済できない債務の元本は935億5600万元(約1兆6840億円)と新たに発表した。
2022/01/23

中国奥園がデフォルト ドル建て債満期前日に発表 1200億円超

中国不動産開発会社、中国奥園集団は19日、ドル建て債4本について支払いを実施しないと発表した。規模は日本円換算で約1239億円。同社は、全ての海外金融債務について、デフォルトのイベントが今後起きる(または起きた)とした。
2022/01/21

元米高官「野心むき出し中国共産党の言動で米中が決裂」著書で17年米中会談回顧

元ホワイトハウス高官は新著の中で、中国共産党が米国を凌駕して世界経済の覇権を握るという野心をむき出しにしたこの北京会談が、米中関係崩壊の重要なポイントであったと明かしている。
2022/01/16

中国証券会社の内部文書「贅沢をアピールするな」

最近、中国某証券会社の内部文書とみられる、社員の行動規範を定めたガイドライン(試行版)がインターネット上で流布され、話題になっている。 同ガイドラインは「裕福な生活を誇示しないこと」をもとに、行動ルールを細かく定めた。
2022/01/15

中国のゼロコロナ対策、限界に近づく=独専門家

各方面は、感染力の強いオミクロン株が急速に広まるにつれ、都市封鎖という同対策は限界に近づくと予想している。
2022/01/14

「リスク高い民営不動産企業を買収せよ」中国当局が国有企業に指示との情報

中国株式市場ではこのほど、当局が国有企業や中央企業9社に対して、「中高度の流動性リスク」をもつ民営不動産開発企業11社を支援するよう指示したとの情報が伝えられ、注目を集めた。
2022/01/14

米中合意、中国の対米輸入目標達成は困難=米シンクタンク調査

米国のシンクタンク、ピーターソン国際経済研究所(PIIE)が12月23日に発表した米中貿易の調査結果で、中国側が貿易交渉を巡る「第1段階の合意」目標を達成は難しいことがわかった。
2022/01/13 山中蓮夏

米ゴールドマン・サックス、中国成長率見通し引き下げ オミクロン株急拡大で

米金融大手ゴールドマン・サックスは11日、中国複数の都市で中共ウイルス(新型コロナ)の変異ウイルス、オミクロン株の「市中感染」が確認されたことを受けて、2022年の中国経済成長率見通しを引き下げた。
2022/01/12

黒龍江省鶴崗市、「財政再建」に言及 事実上破たんとの見方も

中国黒龍江省鶴崗市は昨年12月、「財政再建(中国語:財政重整)計画」を実施していることを明らかにした。
2022/01/12