日本や中国などが参加する東アジア地域の包括的な経済連携協定(RCEP)が1月1日に発効した。専門家は、米国不在の枠組みのなか、中国共産党がもたらすリスクについて認識しなければならないと警鐘を鳴らす。
中国の国際貨物列車「中欧班列」の輸送量が、前年比30%急増した。英国の専門家は、中国に戻るコンテナの大半は空であることを問題視し、同貨物列車は、欧州ではなく中国に恩恵をもたらしていると指摘した。
2022/01/07
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は12月31日、2021年の売上高が前年比29%減の約6340億元(約11兆4000億円)になるとの見込みを発表した。前年比29%の減少となる。米国による半導体の輸出規制により、
昨年11月末、中国政府は欧州に非公式の代表団を派遣し、中欧関係の緩和、新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐる対中制裁の撤廃についてロビー活動を行う予定だった。
2022/01/04
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は11月の月次報告書の中で、中国不動産開発大手、中国恒大集団の債務危機はドイツや他国に「顕著な経済的影響を与える可能性がある」との見解を示した。
2021/12/24
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)19日付によると、昨年以降、中国当局の厳しい規制に見舞われたIT、教育、不動産セクターでは現在、大規模な人員削減が行われている。
2021/12/20
日本経済研究センター(JCER)は最新予測の中で、中国経済が米国を逆転するのは2033年と結論付けた。
2021/12/20
中国海南省海口市は13日、不動産開発大手、中国恒大集団に与えた土地の不動産権利証書(国有土地使用書)を無効にし、同社が持つ複数の土地を取り戻すとの声明を発表した。
2021/12/16
中国共産党機関紙・人民日報はこのほど、改革開放に関する評論記事を発表し、元指導者である鄧小平、江沢民と胡錦涛らの功績を称えた。記事は習近平総書記について言及しなかった。
2021/12/15
中国の楼継偉元財政部長(財政相)が12月11日、政府の統計発表は「良い状況しか表していない」と批判し、データの信憑性に苦言を呈した。元閣僚が政府を批判するのは異例なことだ。
2021/12/14
中国政府が民主主義国家の政治体制の特徴を利用して、各国の地方政権を籠絡(ろうらく)し、中央政府の対中政策を反対させたり、崩しさせたりしている
2021/12/13
中国最高指導部は6日、来年の経済政策に関する重要会議で、金融の安定を含む6つの安定と、国民雇用の保障を含む6つの保障を再び強調した。中国国内の経済学者は、中国経済が向こう5年間で「最も困難な時期に入る」と発言した。
2021/12/09
中国の複数の省で、地方政府が公務員の給与を引き下げたことがわかった。地方政府の深刻な財政難が浮き彫りになった。
2021/12/09
中国の住宅市場調査機関によると、11月、中国の40都市での新築住宅成約面積は10年来の低水準となった。国内の専門家は、成約面積は今後さらに減少するとの見通しを示した。
2021/12/08
半導体大手・サムスン電子が米テキサス州テイラー市に半導体工場を新設することを決め、半導体供給網を拡大するための米中間の経済戦争が一層激しくなっている。
中国配車サービス大手の滴滴出行は3日、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)からの上場廃止手続きと香港株式市場への上場手続きを始めると発表した。専門家は、中国企業が米市場から消える引き金になると指摘した。
2021/12/07
中国不動産開発大手、陽光100中国控股有限公司(以下は陽光100中国)は、2021年満期を迎えるドル建て社債について、支払いを実施できないと発表した。金額規模は日本円にして約202億円。
2021/12/06
中国不動産企業、華夏幸福基業股份有限公司(以下は華夏幸福)は11月30日、声明を発表し、同社がこれまでに償還できなかった社債の規模は約1013億元(約1兆8020億円)に達したと明らかにした。
2021/12/01
昨年末以降、中国当局が民間企業への締め付けを強化したため、11月までに約200社の企業が新規公開株式(IPO)計画を撤回したことがわかった。
2021/11/29
拡大する中国共産党の影響力に対抗することを目的とした「米国イノベーション・競争法案(USICA)」は6月に上院で超党派で可決したが、下院で停滞している。議員たちは同法案成立に向けて、一部を国防権限法(NDAA)組み入れる
半導体チップの供給不足。 最近の調査によると、新型コロナウイルス感染症の大流行のほか、米中ハイテク戦争に備えた中国企業が半導体チップを備蓄したことも需給バランスに影響したという。
2021/11/27
中国財政部(財務省)は23日、地方政府の債券発行量および債務残高を公表した。これによると、1~10月までの地方政府の債務残高は約30兆元(約540兆円)に達し、史上最高となった。
2021/11/24
カナダの保守党議員は23日、トルドー首相率いる自由党に対し国家安全保障上の懸念から、次世代通信規格「5G」の通信網でファーウェイ(華為技術)の通信機器を排除するよう求めた。同社製品が中国政府のスパイ活動に利用されるのでは
北極圏の島国グリーンランド自治政府は11月22日、中国俊安グループ(General Nice)の鉄鉱採掘ライセンスを取り消したと発表した。
2021/11/23
半導体分野での遅れを取り戻すため、中国政府は民間投資会社を使って、水面下でフランスをはじめとする外国の半導体メーカーの買収を着々と進めている。フランス国営放送RFIがこのほど、報じた。
2021/11/22
中国で11月1日、個人信息保護法(個人情報保護法)を施行した。法施行によって外国企業への船舶位置情報の提供が大幅に減少したため、中国領海内の船舶の追跡が困難になり、グローバル・サプライチェーンの混乱にさらに拍車をかけた。
2021/11/22
気候変動対策への全面的な協力を拒む中国政府は、経済の実態を隠そうとしている可能性がある。
2021/11/22
中国各地で最近、工事費を支払わない代わりに、建設会社に物件を割安で譲る不動産開発業者が増えている。業界関係者は、不動産開発会社の資金繰りが苦しくなっているためだと指摘する。
2021/11/18
中国メディア「第一財経」16日付によると、不動産大手の恒大集団の過剰債務問題を巡り、創業者の許家印氏は同社への資金供与のために、7月1日以降、私財70億元(約1252億円)余りを投じた。
2021/11/18
在米中国大使館はここ数週間、米経済界や企業経営陣に対するロビー活動を強化している。中国政府にとって不利な法案を取り下げる、または修正するよう、米議会議員を説得することを促している。ロイターが報じた。
2021/11/17