[シンガポール 13日 ロイター] – 中国税関総署が13日発表したデータによると、12月の石炭輸入は前月から減少した。新型コロナウイルス対策の規制解除を受けて感染者が急増し、経済活動が停滞したことが響いた。
輸入量は3091万トンで、前月の3231万トンから減少。前年同月比ではほぼ横ばいだった。
2022年通年の石炭輸入は2億9320万トンと、前年から9.2%減少。政府がエネルギー安全保障強化のため国内の石炭生産拡大に動き、電力会社に国内の石炭事業者との契約締結を促したことが背景にある。
また、昨年の早い段階で国内の一般炭に価格上限が設けられ、国産炭の価格が海外の価格を大きく下回る状態が何カ月も続いた。
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