【大紀元日本10月20日】中東衛星放送アルジャジーラなどは20日、リビア反政府勢力が元最高指導者カダフィ大佐を、中部シルト周辺で拘束し、殺害したと伝えた。この報道を知った首都トリポリの市民らは、歓声を上げたり祝砲を打ち上げるなどしている。
反政府勢力連合組織である国民評議会の軍幹部は、カダフィ大佐について、NATO軍の空爆から逃れるために輸送車で逃亡する所を拘束、激しい銃撃戦が交わされたため、両足や頭部を怪我している、とロイター通信の取材に対して答えた。
またAFP通信は、カダフィ大佐と見られる人物を携帯電話で撮影した映像を報道。この人物が顔などに怪我を負い、倒れこんでいる様子が写っている。
この報道ののち、ロイター通信の取材に答えた国民評議会ゴーガ副議長は、カダフィ大佐を殺害したと発表した。遺体は西部ミスラタに搬送されたという。
(報道内容を一部更新)
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