中国5ヵ年環境保護計画、さらに厳しい局面に

 【大紀元日本12月11日】温家宝首相が11月26日に開いた中国国務院常務会議で、2006年から2010年までの5ヵ年環境保護計画-「国家環境保護『十一五』計画」について審議され、可決された。会議では
2007/12/11

三峡ダムがもたらす環境・自然災害、収拾のつかない事態になる可能性=中国環境問題専門家

 【大紀元日本12月4日】中国長江の中流域に建設中の三峡ダムにより生じた社会問題や、自然環境への破壊などが益々深刻になっている。専門家は、この国家建設プロジェクトは科学の問題と言うより、政治の問題とし
2007/12/04

三峡ダム建設による環境破壊、解決は不可能か

 【大紀元日本11月29日】中国国務院の三峡建設委員会はこのほど、三峡ダムの所在地・長江沿岸の自然環境の破壊問題を解決するため、7つのプロジェクトを新たに追加するという。環境問題の専門家は、政権関係者
2007/11/29

中国の環境汚染はGDPを消費=世界銀行

 【大紀元日本11月22日】世界銀行によれば、中国の大気と水の汚染は合わせると毎年国内総生産(GDP)の6%近くを消費しており、大都市の大気汚染は人々の呼吸器系疾患の主要な発病原因となっているという。
2007/11/22

化学精錬工場付近で、村民千人以上が鉛中毒=中国湖南省

 【大紀元日本11月18日】中国湖南省邵陽市洞口県石江鎮で最近、大勢の村民の血液から国の基準を超える鉛が検出された。現地の鉛合金精錬工場による汚染が疑われ、村民らが現地政府への陳情を繰り返し、抗議行動
2007/11/18

北京濃霧発生、今後さらに深刻に

 【大紀元日本10月28日】北京気象局は24日夜、濃霧発生の黄色警報(注意が必要)に次いで、26日早朝にさらに強いオレンジ色警報(厳重な注意)を発令した。北京国際空港では深刻な濃霧のために、航空機の発
2007/10/28

北京五輪、大気汚染の改善は困難=国連報告書

 【大紀元日本10月27日】国連環境計画(UNEP)はこのほど、北京市の大気汚染は来年のオリンピック開催までに著しい改善は見込めないと示した。この報告書は、来年のオリンピック開催に際し、中国が国際社会
2007/10/27

アジア開発銀行:中国の水質汚染に警鐘、開発援助を打ち出す

 【大紀元日本10月21日】アジア開発銀行は最新報告書で、中国各地の水質汚染は驚くほど進んでいると指摘した。同銀行は、悪化し続ける現状に歯止めをかけるため、中国の河川と水源の汚染防止プロジェクト開発援
2007/10/21

江蘇省:日系企業従業員汚染で病死、大規模デモ発生

 【大紀元日本10月18日】中国江蘇省昆山市で14日、大規模な抗議事件が発生した。昆山市(蘇州市管轄)の周荘鎮近くの日系電子工場で、数百人の従業員が長期にわたり工業有毒物に接触したため肺病にかかったと
2007/10/18

三峡ダム危機に瀕す、政策の誤り認める=中国当局

 【大紀元日本10月1日】中国上層部幹部および専門家たちは9月25日、武漢で研究会を開き、三峡ダムにおける生態環境の構築および保護について討論した。専門家は、三峡ダムの生態環境には様々な新旧問題がある
2007/10/01

世界汚染十大都市、中国2都市を占める=米研究機関

 【大紀元日本9月17日】米研究機関「ブラックスミス・インスティテュート(Blacksmith Institute)」はこのほど、世界でもっとも深刻な汚染都市のトップ10位を発表した。中でも、ロシア、
2007/09/17

中国7大水汚水処理、汚染速度に追いつかず

 【大紀元日本9月10日】国家環境保護総局局長によると、中国の約半数の都市で、地下水の汚染が深刻で、農村に住む人々三億人以上の飲用水に問題があるという。ある地区では、河は干上がり、水はすべて汚染されて
2007/09/10

中国:環境汚染で食品問題にさらなる危険性

 【大紀元日本8月30日】中国の食品安全問題に関心が集まる中、さらに深く潜む危険性が明るみになってきた。一部の専門家は、長年の工業汚染により、中国の農地と水源は、食品安全に更なる問題をもたらすと分析し
2007/08/30

中国広東省:住宅街に黒い雨、大量の硫化物検出

 【大紀元日本8月26日】中国南部の広東省深圳市で最近黒い雨が降った。現地の「南方週末」紙が報道した。 同紙の報道によると、黒い雨が降ったのは深圳市南山区、8月14日午後1
2007/08/26

中国製ベビー用品、鉛汚染で販売中止=米トイザらス社

 【大紀元日本8月23日】世界展開しているおもちゃ大型量販店「トイザらス」はこのほど、ビニル材質の中国製ベビー用よだれかけから鉛が検出されたため、全米での販売を中止し、返品を受け付けると発表した。同社
2007/08/23

北京五輪準備活動スタート、開催を疑問視する国際社会

 【大紀元日本8月23日】北京当局は8月18日から「好運北京(ラッキー北京)」と名付けた五輪開催の準備活動を開始している。「特色のある高水準の基準」で都市を管理し、文化宣伝など各方面の資源を活用し、1
2007/08/23

北京の大気汚染、改善策を疑問視=WHO専門家

 【大紀元日本8月22日】世界保健機構(WHO)の医学専門家コルザノフスキ氏はこのほど、北京市の大気汚染は、来年のオリンピックに参加する選手の体調に影響するだけではなく、観衆にも危害をもたらすと警告し
2007/08/22

中国の環境汚染、危険の臨界点に達する=中国当局

 【大紀元日本8月20日】中国国家環境保護総局の潘岳・副局長は、「中国の環境汚染状況は、危険の臨界点に達している」と発言した。台湾メディア・中央社がこの発言を引用し、「中国の環境汚染が日々深刻になり、
2007/08/21

中国陝西省:「癌村」、化学汚染で 村民4割が死亡

 【大紀元日本8月16日】中国陝西省のある山村が「癌村」として中国全土で知られるようになって6年も経つ。研究者が原因を調査し、「解決策」を出したが、地元行政府は「解決策」は文書として存在するのみで実行
2007/08/16

北京五輪:深刻な大気汚染、選手に悪影響の懸念=IOC会長

 【大紀元日本8月12日】開幕まであと1年を切った2008年北京五輪には、1万人の選手および数百万人の観客が一斉に集まると予測されている。しかし、北京の深刻な大気汚染は、すでに陸上競技または長時間を要
2007/08/12

中国東部沿海で汚染物を処理せずに排出、深刻な汚染なのに海産物に影響なし?=中国当局報

 【大紀元日本8月7日】中国国家海洋局は、最近公表した調査報告書で、「中国の迅速に発展する経済は、東部の近海水域に深刻な汚染をもたらした」と指摘した。 今年1月から6月までにまとめた報告書は、「多くの
2007/08/07

中国四川省:住民数千人が水源汚染に抗議、警察と衝突、負傷者数十人

 【大紀元日本7月31日】7月26日から27日にわたり、四川省什邡市の住民数千人が、華潤ビール(中国)有限公司が水源を汚染したことに対し抗議が行われ、当局が出動させた数百人の武装警察と衝
2007/07/31

中国都市部の飲用水、半数以上不合格=国連報告書

 【大紀元日本7月20日】中国国家環境保護総局の周生賢・局長は、現在中国の水汚染が深刻と表明し、各環境保護機構が水環境の総合整備を重点中の重点として取り込むことを指示した。また、国連の経済協力機構の報
2007/07/20

中国各主要湖に続き、長春市の水源地も、藍藻大量繁殖

 【大紀元日本7月19日】中国吉林省長春市の主要水源となるダム・新立城ダムは最近、大量の藍藻繁殖が発生し、水源を深刻に汚染している。6月に高い気温が続いたことが、今回の藍藻繁殖の原因の一つである。 江
2007/07/19

中国武漢市:魚の死骸50トン、湖を覆う

 【大紀元日本7月14日】湖北省武漢東湖村付近の官橋湖水域で7月11日、大量の魚の死骸が浮かんだ。湖は魚の腹で白く染められ、岸辺の水面を覆っている。8隻の漁船は湖に出て、魚の死骸を引き上げる作業を行っ
2007/07/14

中国広東省:酸性雨汚染深刻、降雨量9割を占める

 【大紀元日本7月6日】今年6月5日に国連が定めた「世界環境の日」に際して、中国広東省環保局が発表した「2007年第1季環境質量季報」によると、廣東省全省の8都市は重度酸性雨地区であることが明らかにな
2007/07/06

中国の圧力で世銀報告一部未公開、環境汚染で毎年75万人が早死=英紙

 【大紀元日本7月6日】今年3月に世界銀行(World Bank、WB/世銀)および北京当局は、中国汚染問題研究報告成果についての共同発表が行われたが、英紙フィナンシャル・タイムズによると、当時は中国
2007/07/06

化学廃水汚染、断水続き20万人に影響=中国江蘇省

 【大紀元日本7月5日】中国東部の江蘇省沐陽県にある化学工場からの廃水が河川を汚染したため、水の供給が中断せざるを得なくなり、20万人が影響を受けているという。住民たちは井戸水で問題解決を図っていると
2007/07/05

2020年より前に、中国に政治危機が訪れる可能性指摘=ドイツ専門家ら

 【大紀元日本6月30日】中国は、高度な経済発展とともに生態環境も悪化し続けている。もしこの環境問題を解決できなければ、2020年より前に中国に社会の動揺と政治危機が訪れるだろうとドイツの専門家は指摘
2007/06/30

内モンゴル:火力発電所による環境汚染、住民らが抗議

 【大紀元日本6月30日】中国北方の内モンゴル自治区で、烏蘭察布(ウラーンチャブ・ホト)市の華寧火力発電所の汚染問題が再浮上し、市民数百人が市政府に抗議した。ラジオ自由アジア(RFA)によると、25日
2007/06/30