【フォトニュース】チュニジア博物館襲撃で23人死亡 ISは犯行声明

2015/03/20
更新: 2015/03/20

【大紀元日本3月20日】チュニジアの首都チュニスで18日に起きた博物館襲撃事件について、チュニジア政府はイスラム過激派組織によるテロ事件と断定し、これまでに9人を拘束して調べている。

チュニジア政府によると、この事件で外国人観光客20人とチュニジア人3人が死亡した。安倍晋三首相は19日、日本人3人が死亡、3人が負傷したと述べた。

目撃者の情報によると、バスから観光客が下車すると武装集団が襲撃し、発砲したという。博物館に逃げ込んだ多数の観光客を人質にとり、武装集団は立てこもった。約2時間後、治安部隊が突入し、実行犯2人を殺害した。

過激派組織「イスラム国」(IS)の関係メディアは19日、インターネット上に「犯行声明」と題する音声メッセージを公開し、当局が殺害した実行犯2人を讃えた。

チュニジアのカイドセブシ大統領はフランスのテレビ局の取材で、2人が国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派組織「チュニジアのアンサール・シャリーア」と関係していると明かした。

(翻訳編集・佐渡 道世)
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