【大紀元日本12月1日】国際刑事警察機構（インターポール）は米告発サイト「ウィキリークス」創始者のジュリアン・アサンジュ氏（３９）を婦女暴行などの容疑で国際手配した。ＣＮＮなどによると、ストックホルムの刑事裁判所は、同サイトで７月にイラク戦争を巡る米軍などの機密情報が公開された後、８月にストックホルム近郊で起きた暴行事件の容疑者として同氏の逮捕状を出し、インターポールへ手配を要請していた。

ジュリアン氏は、今年７月にアフガニスタン関連文書７万点以上が同サイトに公開されて以来、密告者保護に関する法制が整ったスウェーデンおよび北欧圏内に移動したとされている。しかし、１０月にさらにイラク関連の機密文書約４０万点が公開されたため、スウェーデン当局から就労申請などを却下されていた。

ジュリアン氏は１０月４日、スイスのテレビ局ＴＳＲの取材に対して、中立国であるスイスでサイトを安全に運営することを検討していると発言していた。