中国 補償を表明も、不満は収まらず

4時間近く遅れた中国便 乗客に配られたのは賞味期限切れのカップ麺

2026/08/04
更新: 2026/08/04

8月1日夜、中国・祥鵬(しょうほう)航空のウルムチ発・成都行き「8L9663便」が約4時間遅れるトラブルが発生した。足止めされた乗客に配った食事の中に、賞味期限の約1か月切れたカップ麺があったことが分かり、波紋を呼んでいる。

SNSに投稿した動画では、乗客がカップ麺の底に印字された賞味期限を示しながら、「7月3日で期限が切れている」とスタッフに抗議する様子が映っている。怒った乗客がカップ麺を床に投げつける場面もあり、搭乗口は一時騒然となった。

中国メディアによると、航空会社は悪天候による遅延を受け、空港の地上業務会社が乗客向けの食事を手配した際、一部に「基準を満たさない食品」を含んでいたことを認めた。対象となった乗客には1人200元(約4千円)の補償を行うとしている。

一方、中国メディアの取材を受けた乗客からは、「補償の連絡はまだ来ていない」「航空会社の担当者は最後まで姿を見せず、説明も謝罪もなかった」と不満の声が相次いだ。また、「なぜ賞味期限切れの食品が空港で配られたのか、いまだに説明がない」と対応を疑問視する声も上がっている。

さらに、乗客によると、遅延理由についても当初は「悪天候」と説明した後、「航空管制」に変更したという。同じ時間帯に成都へ向かう別の航空会社の便は通常通り運航していたことから、「説明が二転三転し、納得できない」との声も広がっている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!