中国 外部の水や糖を検出 

中国で売れ筋ココナッツウォーター4製品 「100%表示」に疑問

2026/03/22
更新: 2026/03/22

健康志向の高まりで人気を集めたココナッツウォーターだが、「自然で安心」というイメージが揺らいでいる。

中国で売れ筋となっている4つのココナッツウォーター製品について、欧州の検査機関が調べた結果、いずれも外部の水や糖が加えられた可能性があることが確認されたと、複数の中国メディアが報じた。この問題はネット上でも拡散し、消費者の間に不安が広がっている。

問題となったのは、「IF」「盒馬(フーマー:大手スーパーの自社ブランド)」「軽上」「佳果源」の4商品で、いずれも「100%ココナッツウォーター」として販売されていた製品だ。検査では、本来含まれない人工由来の糖の痕跡も確認され、専門家は安価な糖シロップを混入した可能性を指摘している。

一方、メーカー側は「外部の水や糖は一切加えていない」と否定している。メーカー側は「基準を満たしている」として、混入を否定している。

背景には、中国の食品基準の限界がある。現在の基準では安全性は確認できても、成分の出どころまでは判断できない。

さらに疑問を強めているのが価格だ。中国では1リットル約200円前後で販売されているが、実際には1リットルを得るのに3〜5個のココナッツが必要とされ、原料だけでそれ以上のコストがかかる計算になる。
この価格設定には無理があり、混入しなければ赤字になるのではないかとの指摘も出ている。

「100%」と表示された飲料は、本当にそのまま信じていいのか。

なお、今回問題となったココナッツウォーターは日本人でもネットで普通に購入できるレベルで流通しているが、同一の商品が日本で販売されているかは確認されていない。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!