3000年に一度咲く「仙界の花」といわれる優曇華(うどんげ)が先月26日、埼玉にある家の庭のレモンの木に咲いたことが発見されました。
大きさは驚嘆するほど小さいが、絹のようにしなやかな茎に鐘のような形した小さくて繊細、そして純白な花がついています。
この花を見た人はその清らかで脱俗的な美しさに感動します。いっぽう、出会ったことのない人々はただの伝説または昆虫の卵とみなしています。真実が何であれ、優曇華の花はここ数年間、世界各地で目撃されています。
驚くべきことに、この花は葉っぱや樹だけでなく、ガラス、鋼管、鉄の看板、段ボール、佛像の上などどこでも成長でき、花は1年以上咲き続ける長寿の花としても知られています。
一般的に寺院や佛法修行者の家に現われるが多く、今回確認されたのも敬虔な佛法修行者の家でした。
佛教の経典『法華文句』には、「優曇華は、霊瑞の意を示し、三千年に一度現れる。この花が現れたときに、金輪王(轉輪聖王)がこの世に現れる」と記載されています。
『慧琳音義』第八巻には、「この花は天上の花であり、 人間世界には存在しない。もし、如来佛がこの世に下り、金輪王がこの世に現れれば、その偉大な福徳力によって、初めてこの世に優曇華の花が見られる」と記載されています。
(埼玉にある家の庭のレモンの木に咲いた「優曇華の花」、2024年5月26日撮影)
(埼玉にある家の庭のレモンの木に咲いた「優曇華の花」、2024年5月26日撮影)
関連記事
3000年に一度咲くと言われる優曇華の花…「天上の花」それとも「昆虫の卵」?(こちらをクリック)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。