弾道ミサイルが飛来するリスクに対処するため、日米韓3カ国はミサイル警戒データをリアルタイムで交換するメカニズムを構築している。木原稔防衛相は10日の記者会見で、年内運用開始に向けて、米韓の防衛当局と「必要な調整を現在鋭意進めている」と述べた。
ミサイル警戒メカニズムは今年8月、米キャンプ・デービットで開催された日米韓首脳首脳会談で、年内に稼働させることを確認した。
木原氏はメカニズムについて、8月に所要の試験を実施したと明らかにした。「北朝鮮により発射されたミサイルの脅威を探知し、評価する各国の能力を向上させるための重要な取組」であると強調した。
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