中国 投稿前に内容申告 違反なら削除や封鎖

中国 動画投稿に事前ラベル義務化 言論統制をさらに強化

2026/03/25
更新: 2026/03/25

中国当局は短編動画に対し、投稿前に内容ラベルを必ず付ける新ルールを導入した。作り話や演出された動画、AI動画などはすべて事前に申告が必要となる。

中国版ティックトック(抖音)、快手、テンセント、小紅書(RED)、ビリビリ動画、ウェイボー(微博)の6つの主要プラットフォームで、すでに先行実施している。過去1か月で、違反とされた短編動画3万7千本以上を削除、3400以上のアカウントを処分のほか、約60万本の動画に対して、過去にさかのぼってラベルを付け直す対応も行った。

投稿者は内容の判断を自分で行う必要があり、ミスすれば表示制限やアカウント停止につながる。現場からは「自由に発信できない」と不安の声が出ている。

専門家は、この仕組みにより、社会問題を訴える動画も「虚偽」などの理由で削除されやすくなると指摘する。動画が主な情報源となる中、中国のネット空間はさらに厳しく管理されつつある。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!