中国 下水の臭い漂う蛇口水 原因不明のまま対応後手

中国浙江省で再び水道水の異臭騒動 市民がボトル水を買い占め【動画あり】

2025/07/18
更新: 2025/07/18

7月16日、杭州市余杭(よこう)区の複数の住宅地で水道水から異臭が発生。住民からは「下水の臭い」「腐った魚のような悪臭」などの声が相次ぎ、飲用も調理もできないと苦情が広がった。

SNSでは「蛇口をひねった瞬間に部屋中が臭くなった」「沸かしても臭いは取れない」との投稿が拡散し、近隣のスーパーではボトル水が品切れになる事態となった。

地元の水道管理会社は同日、水源の切り替えと配管洗浄を実施したと発表したが、原因は依然調査中で、健康被害や浄水器への影響には触れなかった。それにもかかわらず、異臭は深夜になっても消えず、翌17日朝も「茶色く濁った水が出る」との報告が相次いだ。

 

買い占めに走る市民たち、中国浙江省杭州市、2025年7月16日。(スクリーンショット)

 

市民の間では「下水管が誤って接続されたのでは」「汚水が混入したのでは」との憶測が飛び交い、不信感が高まっている。営業を見合わせる飲食店も現れ、生活への不安は一層広がっている。

生活インフラの根幹を揺るがした今回の水道事故。杭州市民の「この水は本当に安全なのか」という問いに、水道当局はいまだ明確な答えを示していない。

 

(現地の様子)
 

 

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!