【大紀元日本8月4日】お化粧なんて序の口。香港の地下鉄内にはとんでもない強者がいた。時間のかかるシートパックをひまな移動中にやってのける。どうせだれだかわからない。しかし難点もある。隣に座る男性の表情がその難点を物語った。「美しさの代価は他人の吐き気」 米CNNが運営する情報サイトCNN GOに掲載されたこの写真の注釈にこう書いてあった。
先週、インターネットで話題になったこの写真はCNN GOの目に留まり、「実際にはもっとひどい光景が日常的に見られる」として、1日、同サイトは「香港交通機関の頭にくること」という記事を掲載した。
記事は「頭にくること」トップ10を列挙した。そのなかでも、「爪切り」は堂々の1位。「パッチンパッチン」という音が苛立たしいだけでなく、いつ自分のところに飛んでくるか分からないという「恐怖感」がその理由だという。「バス内での爪切りは慎もう」という注意書きまで香港のバスで見かけるという。
7位に登場した「子どもがビニール袋におしっこする」というのもかなりのインパクト。しかし、このようなことが7位にようやくランクインしたことは、香港市民は子どもにはかなり寛容的だといえよう。
日本でもよく見かけることも含め、CNN GOが選んだ香港交通機関の「頭にくること」トップ10は以下の通り。
1.爪切り
2.大音量で音楽を流す
3.人が手すりを掴んでいるのに、手すりに寄りかかる
4.大声で電話する
5.空席がある時は我先に乗り、空席がない時は降りやすいように入り口にしがみつく
6.化粧
7.子どもがビニール袋におしっこする
8.混雑時でも荷物で隣の席を占拠
9.強烈な匂いを出す(靴をぬぐ。カップ麺など匂う食べ物を食べる)
10.膝で前の席の背もたれを突く
CNN GOのこの記事のコメント欄には、さらに「いちゃつき」や「床に座り足をほじる」「足を長く伸ばす」などの読者の投稿があり、「どうしてこういうことが頭にくるのか理解できない人は、一度『被害者』になるといい」と書き込む読者もいる。
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