「天安門事件35周年」を前に、香港紙「時代論壇」は最新刊の1面トップの大半や社説ページの一部を「空白」にした。
中国共産党(中共)が「香港国家安全維持法」を施行して以来、徐々に中国本土化されてきた香港。今、多くの香港人が香港を離れる選択をしている。
東京五輪のフェンシング・男子フルーレ個人で26日、香港の張家朗選手が優勝した。四半世紀ぶりの金メダル獲得に、反政府的な動きを取り締まる「香港国家安全維持法」が施行された香港が歓喜に沸いた。いっぽう、香港代表選手が黒いウェアを着て出場したことについて、香港の親中派政党関係者から非難の声が上がり、物議をかもしている。
2021/07/29
英金融大手HSBCホールディングスは6月17日、大規模な人員削減計画を再開すると発表した。2022年までに、世界各国の支店の約3万5000人の従業員がリストラされる。同銀行は中国当局の圧力の下で、6月上旬に、香港での統治を強化する「香港国家安全法」を支持すると表明したばかりだ。
2020/06/19
中国の全国人民代表大会(全人代=国会)は5月28日、民主化デモを抑え込む「香港国家安全法」を制定する提案を採択して閉幕した。これを受けて、香港民主派議員らは、同法の導入で香港の高度な自治を保障する「一国二制度」が終焉したと批判した。一方、香港市民の間で米ドルなどの外貨への需要が高まっている。
2020/05/29