「お前は鈴木か?」「そうだ」。日本への帰国便に搭乗するため、北京空港のターミナルを歩いていると、突然現れた数人の男に取り囲まれ、白いバンに押し込まれた。
40年に渡り日中友好の架け橋をになってきた日中青年交流協会の元理事長、鈴木英司氏。突如スパイ容疑で拘束され、積年の信頼は裏切られる形で終わりを告げた。
中国の黒竜江省ハルビン市など複数の地域で、大型獣に襲われたとみられる牛や犬の死骸が相次いで見つかった。襲ったのは「アムールトラ」と見られる。
「史上空前の就職難」が大きな社会問題になっている中国。ある新卒の学生が、就職面接の後に提示された給与の額は、募集要項に記された半額であった。
白紙運動に身を投じた元技術専門家、黄国安氏は数か月後に警察に逮捕された。その後、亡命したものの、携帯電話に中国派出所からの召喚状が届き、資産を凍結された。
中国では今後、数十校に上るインターナショナルスクールと外国系私立学校が閉鎖や合併に向かうと見られている。規制の強化、景気の減速、外国人生徒の減少といった逆風下に置かれているためだ。
今月9日夕方6時ごろ、広東省深セン市龍華区の路上で、刃物をもった男が通行人を無差別に襲った。現地当局の発表では1人が死亡し、3人が負傷した。
今月6日、中国東北部の黒竜江省で「降雪に伴う雷(雷雪)」の現象が見られた。民間ではこれを「神の怒り」や「不吉の前兆」とする言い伝えがある。
湖南省懐化市の小学校の給食から「ネズミの頭によく似た異物」が出てきたことがわかった。学校側はこれを「ウサギの頭だ」と主張している。
イエレン米財務長官は10日、サンフランシスコで中国の何立峰副首相と会談し、経済・金融安定・規制などを巡る問題について「意思疎通を強化」し、協力していくことで合意した。米財務省が声明を発表した。
世界最大の雑貨卸売市場として知られ「100円ショップのふるさと」とも呼ばれていた中国・浙江省の義烏市は今、人のいないシャッター街になっている。
今月7日、江蘇省常州市の飲食店で、火鍋料理のスープの中から「注文していない麺のカス」が出てきた。その様子を映した動画が、物議を醸している。
ハマス襲撃後、中国のネットからはイスラエルの国名が表示されなくなった。テロ攻撃を非難しない中共は、ハマスと何か因縁があるのだろうか。
11月6日夜、河南省の集合住宅で、2階の住民である劉(仮名)が「子供のボール遊びがうるさい」と怒り、3階の一家を刃物で襲った。1人死亡、2人負傷した。
今年5月、上海で、離婚を望む妻を夫が殺害する事件が起きた。低下する出生率を食い止めようとするあまり、離婚することが難しい実情が中国にはある。
今月7日、天津市薊州区の交通局職員が、同局の門前に集結し、9カ月間未払いである給料の支給を求めて、声を出さない「静かなる抗議」をした。
景気の低迷が続くなか、中国は今年も、最大のECイベントである「双11」を迎える。この期間、ネットショッピングの大々的なセールが行われるのだ。
フィリピン政府は10日、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)の軍の拠点に向かっていた補給船団に対し中国海警局の船が放水砲を使うなどして妨害したと非難した。
エストニアの検事総長は10日、同国とフィンランド、スウェーデンを結ぶ海底通信ケーブル2本が損傷した問題で、香港籍のコンテナ船「ニューニュー・ポーラー・ベア号」が第一容疑者だと表明した。
中国の人権状況を監視する米議会の超党派組織「中国問題に関する米連邦議会・行政府委員会」(CECC)の共同議長らは、中国の政治犯リストをバイデン大統領宛に送った。
11月7日、ウェイボーユーザーは、中山第二病院乳腺外科の蘇世成教授の研究室に所属する複数の学生が集団で希少がんを患っていると投稿した。そのうちの1人は膵臓癌と診断され、自分の余命が数か月しかないと明かした後、指導教授のグループチャットから追い出された。
米上院のボブ・ケーシー議員(民主党)とリック・スコット議員(共和党)は9日、プライベートエクイティ(PE)ファンド運営企業に対して中国など懸念のある国への投資規模の公開を義務付ける超党派の法案を提出した。
10月18日夜、河南省新郷市の路上で、ある男が「公安局は俺の一族が仕切っているんだ!」と叫んだ。その男の動画が拡散され、物議を醸している。
このほど、中国の幼稚園児が模擬ナイフをもち、小道具の迫撃砲をつかって「軍事訓練」を行う様子の動画がネットに拡散され、物議を醸している。
今月1日、広西省にある大学の3年生、鍾さんは宿舎で突然意識を失い、死亡した。学校側の説明に納得できない遺族は、校門前で横断幕を掲げ、抗議した。
11月11日の「双11」。中国では、ネットショッピングの大々的なバーゲンセールが行われる。しかし、今年の「双11」では、買い控えの傾向が強い。
湖北省にある病院でこのほど、顧客に「偽の出生証明書」を売ることで人身売買に関与した疑いにより、院長が警察に拘束されたことわかった。
中国は2年以内に人型ロボットを大量生産するという野心的な計画を明らかにした。
中国外務省は8日、エストニアに台湾の出先機関開設を認めないよう求めた。
ロシアのプーチン大統領は8日、中国の軍制服組トップの張又俠・中央軍事委員会副主席とモスクワ郊外で会談し、両国軍のハイテク分野における協力の重要性を強調した。