山東省滕州市で無差別襲撃事件が起きた。現地では少なくとも7人が負傷したとの情報が流れているが、当局は事件について公式発表を行っておらず、全容は明らかになっていない。
ネット上に拡散した動画では、事件現場とされる商業施設前に複数の救急車が駆け付け、負傷者の搬送が続いていた。別の映像には、白い服の男が警察に取り押さえられ、連行される場面も映っていた。
現地からの情報では、男は離婚をきっかけに「社会への報復」を図り、まず自宅で母親を切りつけた後、路上で通行人を無差別に襲ったという。少なくとも7人が負傷し、その中には幼い子供を抱いた母親も含まれていたとの情報がある。
一方、被害者数や犯行の動機はいずれもネット上の情報で、独立した確認は取れていない。
当局は事件について公式発表を行っておらず、関連する投稿や動画も次々と削除されているため、事件の全容はいまも明らかになっていない。
近年、中国では学校や商業施設、路上などで不特定多数を狙った無差別襲撃事件が相次ぎ、「社会への報復」とされる事件は、もはや珍しいニュースではなくなってしまった。しかし、事件のたびに情報は統制され、やがて人々の記憶から忘れ去られていく。その異常な日常こそが、いまの中国社会を物語っている。
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