日本の警視庁は、中国籍の貴金属販売会社の社長である周建軍容疑者ら6人を関税法違反などの疑いで逮捕した。6人は、消費税10%の支払いを逃れる目的で、重さ約49キロ、10億7500万円相当の金を等身大の人形に隠し、中国から日本へ航空便で密輸しようとした疑いが持たれている。
複数のメディアによると、警察の調べで、容疑者らは今年1月6日、円柱状の金を3体の等身大の人形の中に隠し、輸入申告では「マネキン」として届け出ていたことが分かった。航空便で日本に運び込み、税関の検査や課税を逃れようとしたとみている。
荷物は、東京都荒川区西日暮里のマンション一室に届く予定だった。その後、共犯者が受け取り、別の中国籍の人物らが周容疑者の会社へ運び込む計画だったという。
警察によると、密輸した金は会社内で板状に加工され、その後、市場で売却して利益を得る目的だったとみられる。
捜査では、このグループが同様の手口で、中国から日本への金の密輸を繰り返していた疑いがあることも分かった。
金価格が高騰するなか、無申告で金を持ち込む密輸事件が相次いでいる。警視庁は、今回の事件を中国籍の人物らによる組織的な国際密輸事件とみて、背後にいる主犯格の有無や資金の流れ、さらに大規模な国際密輸ネットワークとの関係について調べを進めている。
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