パイナップルケーキ一袋が熊本に感動を呼ぶ 台湾と日本の助け合いがネットで話題

2026/07/31
更新: 2026/07/31

熊本での突然の地震で航空便が欠航し、多くの台湾人旅行者が一時、行き場を失い、宿泊先の確保に困りはてた。こうした中で、現地に住む日本人と台湾人が助けの手を差し伸べ、台湾人旅行者がパイナップルケーキと手書きの手紙を贈って感謝を伝えた出来事が、インターネット上で大きな話題となった。台湾と日本のネットユーザーからは感動の声が相次いでいる。

熊本県では7月28日、マグニチュード7.1の強い地震が発生した。空港は一時閉鎖され、多くの便が欠航したため、日本を訪れていた一部の台湾人旅行者は、移動手段や宿泊先を確保できない状況に陥った。

ある日本人のネットユーザーは地震の後、熊本市内で民泊施設に入れずに困っていた台湾人旅行者の一行に出会った。家族が不安そうにしているのを見て、自ら民泊の家主に連絡し、宿泊できるよう手助けした。その結果、一行は無事に泊まることができた。

翌日、この日本人はアパートの共用入口で、パイナップルケーキが入った袋を見つけた。袋の中には、台湾人旅行者たちが手書きした感謝の手紙も入っていた。

手紙には、「日本人の親切を、私たち台湾人は決して忘れません」と書かれていた。

別の台湾人家族は、熊本空港が閉鎖され、車で市街地へ戻るしかなかった。しかし、宿泊先を見つけることができず、家族は駅の外で朝まで過ごすつもりでいた。

家族がインターネット上に助けを求める投稿をすると、日本に住む多くの台湾人がすぐにコメントを寄せ、宿泊場所や移動手段などの支援を申し出た。

家族は「異国で行き場を失った時、会ったこともない同胞たちが本当に助けてくれた」と感動を語った。

投稿には、「日本に住む台湾人に感謝する。親切な日本の人々にも感謝したい」「日本に天の加護を、熊本に天の加護を」など、多くのコメントが寄せられた。

災害の中で台湾と日本の人々が互いに助け合った心温まる出来事は、苦しい状況の中に希望をもたらした。

新唐人テレビの劉佳佳記者が米国から報告した。