トランプ氏 習近平との会談を約1か月延期へ イラン情勢受け

2026/03/17
更新: 2026/03/17

トランプ米大統領は3月16日、イランとの戦争が続いていることを理由に、3月末に予定されていた米中首脳会談を「およそ1か月」延期するよう求めたと明らかにした。

トランプ氏は当初、3月末に中国を訪問する予定だった。

16日午後、ホワイトハウスの大統領執務室で、この訪問が予定通り実施されるのか記者団から問われたトランプ氏は、「分からない。現在調整しているところだ」と述べた。

「われわれは中国側と協議している。私はぜひ行きたいが、この戦争のため、ここにとどまりたい。私はここにいなければならないと思う」と語った。「そのため、会談をおよそ1か月延期するよう求めた」と説明した。

さらに「彼(習近平)と会うことを楽しみにしている。われわれの関係はとても良好だ」と述べた。

また「この件に特別な思惑はない。非常に単純なことだ。われわれは戦争状態にあり、私はここにいなければならないと考えている」と付け加えた。

トランプ氏は15日、英紙フィナンシャル・タイムズの取材に対し、中国共産党(中共)政権がホルムズ海峡の原油輸送の確保に協力しない場合、習近平との会談を延期する可能性があると述べていた。

16日には、ホワイトハウスでケネディ・センター理事会メンバーとの昼食会に出席し、ホルムズ海峡の問題解決にどの国が協力するのかについては明らかにしなかった。ただ、質疑に先立つ発言で、日本、中国、韓国のほか、「多くのヨーロッパ諸国」の名を挙げた。

トランプ氏は、これらの国々はアメリカよりもホルムズ海峡経由の石油に依存していると指摘し、協力を望んでいると述べた。

ホワイトハウスのレビット報道官は16日、Foxニュースの番組「Fox & Friends」のインタビューで、トランプ氏と習近平の会談は取りやめにはならないものの、現在大統領がイランとの戦争への対応に専念しているため、延期される可能性があるとの見方を示した。

レビット氏は「会談が(中止の)リスクに直面しているとは思わないが、延期される可能性は高い」と述べた。

さらに、訪問が延期された場合、ホワイトハウスは近く新たな日程を発表する予定だと明らかにした。

レビット氏は「三軍の最高司令官として、大統領にとって最も重要な任務は『壮絶の怒り作戦』の継続的な成功を確保することだ。大統領は現在、ホワイトハウスにて、そして国内において、24時間体制でこの職務を遂行している。したがって、会談の新たな日程については、間もなく発表できるものと期待している」と述べた。

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