相次ぐ暗殺に「考えないようにしている」 トランプ氏 首都治安の改善を強調

2026/05/29
更新: 2026/05/29

トランプ大統領は5月27日、ホワイトハウスで閣議を開いた。現政権で12回目となる閣議である。これまでの政権と異なり、閣議への記者の同席が認められ、新唐人テレビも招待された。ホワイトハウス担当の陶明記者は、トランプ大統領に2度にわたり質問した。

27日、トランプ大統領はホワイトハウスで閣議を開催し、先週末にホワイトハウス外で発生した銃撃事件について初めて言及した。トランプ氏は新唐人の質問に対し、ワシントンD.C.の改善を進めるだけでなく、さらに美しく、安全な都市にしていく考えを示した。またイラン問題については、現在の提案には満足しておらず、米国はイランが核兵器を保有できないよう確実にする必要があると述べた。

トランプ氏は閣議で、「イランは合意を非常に望んでいる。彼らは本当に合意したがっている。しかし現時点ではまだ実現していない。我々は(彼らの提案には)満足していないが、最終的には満足することになるだろう」と述べた。

ルビオ米国務長官は「一定の進展と共通認識は得られていると考えている。今後、数時間から数日以内に、さらに進展があるかどうかを見守ることになる」と説明した。

トランプ氏はさらに、イラン経済はすでに崩壊しており、交渉せざるを得ない状況にあるとの認識を示した。

トランプ氏がホワイトハウスに復帰して以降、閣議の透明性は高まり、一部メディアが招かれるようになっている。新唐人テレビのホワイトハウス特派員、陶明氏も、会議中にトランプ氏へ2度質問した。

陶明記者が「ワシントンD.C.の犯罪対策において、これまで多くの取り組みを進めてこられた。まもなく迎える建国250周年の祝賀行事では、多くの米国人や世界中の人々が首都を訪れる。これらの成果を継続することは、どれほど重要なのか。また、それは国内および国際社会における米国の評価にどのような意味を持つのか」と尋ねた。

トランプ氏は「外国の要人が訪問すると、まず『ここは本当に変わった』と言う。以前はこの街が衰退している様子を目にしていたし、国全体も同様だった。レストランは閉店していたが、今では再び営業を始め、満席になっている。人々は外食を楽しみ、安全も向上している」と答えた。

記者はまた、先週末に発生した銃撃事件について質問し、「この事件を最初に聞いた際、どのように感じられたか。また、こうした脅威にとらわれることなく、日々職務を遂行し続ける力はどこから来るのか」と聞いた。

トランプ氏は「そうしたことは考えないようにしている。以前はよく考えていたが、考え続けていては良い大統領ではいられない。どこかの部屋に閉じこもり、『邪魔しないでくれ』と言うことになってしまうだろう。だから、意識的に考えないようにしている」と述べた。また、「残念で、悲しく、つらいことだ。これは人生における非常に厳しい現実だ。どの国でも在任中の公職者は同様だ。とりわけ影響力の大きい大統領は、常に危険にさらされている。それは理解している」と語った。

また会議では、トランプ氏は国境情勢の安定についても改めて強調した。「過去12か月間、不法入国者はおらず、不法移民の入国も認めていない」

トランプ政権は、不法滞在者や犯罪者の送還を積極的に進めるとともに、薬物対策にも取り組んでいる。

ヴァンス副大統領も、各州と連携し、詐欺対策の強化を進めている。

トランプ政権は、米国人の生活コスト削減に向けた取り組みも強調している。薬価の引き下げに加え、最新の『TrumpRX.gov』サイトの導入により、数千種類の低価格医薬品を直接購入できるようになると説明している。