大谷翔平2冠王がほぼ確実に 日本人選手初となるトリプルスリーも達成

2024/09/30
更新: 2024/09/30

9月29日(日本時間30日)にレギュラーシーズン最終戦となるロッキーズ戦が行われ、大谷翔平選手の2冠王(本塁打王、打点王)がほぼ確実となった。

この試合で大谷は4打数 1安打 1盗塁の結果を残し、全試合を通しての打率を3割1分とした。3冠王の期待がかかる中、行われたこの試合で、惜しくも首位打者のアラエス(パドレス)の打率3割 1分 4厘を上回ることはできなかったが、本塁打54、打点130の記録を作り、2冠王をほぼ確実とした。

またこの試合では大谷は1打席目から3打席目まで安打はなかったが、8回の4打席目にライト前への安打(打球速度178.3キロ)が生まれ、12試合連続となるヒットを出した。なおこの試合ではドジャースがロッキーズに2-1で勝利した。

また大谷はシーズンを通して、日本人選手として初となるトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成する偉業を成し遂げた。盗塁数も日本人選手として最多となる59を記録し、2001年のイチロー氏が記録した日本記録(盗塁数56)を更新した。盗塁はシーズンを通して36回連続で成功しており、盗塁成功率も93.6%と高くなっている。

大谷の所属するドジャースは直近で5連勝し、両リーグ最多となる98勝をあげている。ナショナルリーグ西地区での優勝が確定し、プレーオフへの進出が決まっている。