社会問題 国民のネット上での発言を監視することを仕事とする「ネット監視員(網格員)」

中国ではいよいよ、「ネット監視員」約800人 半年間も給料の支払無し

2024/08/24
更新: 2024/08/24

経済が悪化の一途をたどる中国では、各地で公務員から町の清掃者まで「賃金未払い」のニュースがまるで「雨後の筍」のようにあちこちで聞かれるようになっている。

そんななか、国民のネット上での発言を監視することを仕事とする「ネット監視員(網格員)」もネット上で「給料もらってない! こちらにも生活がある」などと訴え、現地政府に対して支払いを求めている。

福建省莆田市涵江区の「ネット監視員」約800人の給料が半年間も給料を支払われておらず、社会保障の保険料も支払ってもらっていないという。月給は2200元(約4万5千円)余りだ。

このように、中国各地で、地方政府は深刻な財政難に直面しているにもかかわらず、それでもなお「ネット監視員」の募集を続けているが、いよいよ監視員の給料も捻出できなくなるほど、財政が緊迫しているようだ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!