「給料払って!」 中国全土で毎日のように繰り返されている、「日常」。 今月12日、湖南省永州市で労働者が「給料を払って!」と抗議する中、武装警備員による暴力が行われ、多くの労働者が負傷する衝撃的な事件が発生した。これは現在の中国社会の深刻な現状を象徴する一幕だ。法は死に、汚職と暴力と社会報復と殺人が大手を振るう中国。
このほど、中国で給料を支払ってもらえない労働者が雇用主を中華包丁で切りつける事件が起きた。
「給料を8カ月も支払われていない」中国の総合病院の職員たちが「集団ストライキ」を起こした。
中国福建省で国民のネット上での発言を監視する「ネット監視員」の給料が半年間も支払われていない。
このほど、中国江西省の公立学校の教師が「給料の支払い」を求めて抗議した。
3月、河南省の小学校が教師の給与を半年も払わないため、教師が授業を放棄した。授業が行われず、生徒は教室でテレビを見ている「非常事態」になった。
今月7日、天津市薊州区の交通局職員が、同局の門前に集結し、9カ月間未払いである給料の支給を求めて、声を出さない「静かなる抗議」をした。
11月2日夜、江西省南昌市進賢県の教師数百人が、長期にわたる給与未払いの件をめぐって県政府に抗議し、未支給になっている給与の支払いを求めた。
近年、中国各地の路線バス企業は、経営難により職員の給料を支給できない状態が続いている。そのため、運転手らによるストライキが後を絶たない。
河南省洛陽市では、複数の高校の門前に大勢の教師が座り込み、抗議のストライキをしていることがわかった。理由は「数カ月にわたる給与未払い」である。
中国は今、国有企業であれ、民間企業であれ「従業員に給与が支給できない」という深刻な経済危機に陥っている。「土下座」で賃金を求める従業員もいる。
経済の低迷が続く中国。長い歴史をもち、業界内でも優秀な技術力を誇る南京市の名高い企業が、なんと数カ月連続で全職員の給料を支給できない状態にある。
今月15日、四川省で撮影された動画のなかで、街の清掃要員が大勢で車道に出てバスを止めた。未払いになっている給与を求めて、このような行動に出たという。
中国の新語「悪意討薪」は、雇用側が「悪意をもって、給料を要求するな」という恣意的な意味で、労働者の権利を抑圧することに使われている。
【大紀元日本4月16日】中国重慶市で4月13日、国有大手繊維メーカーの従業員数百人が、給料の未払いに抗議し、道路を封鎖するストライキを行った。 国営企業「重慶涪陵金帝集団」の従業員は、
2009/04/16