中国共産党が世論戦で「イランへの一方的な支持」 ネット上で冷笑

2026/03/03
更新: 2026/03/03

2月28日、米国とイスラエルがイランを攻撃した。中国共産党(中共)は、党メディアを通じてイラン側の主張を転載するだけでなく、SNSを統制して「イランがいかに強力に米国に反撃しているか」を宣伝している。しかし、コメント欄は開放しておらず、ネットユーザーからは「一文字たりとも信じられない」「兎死狐悲(仲間の不幸を他人事ではないと悲しむこと)」との批判が相次いでいる。

中国中央テレビ(CCTV)による関連報道の見出しは以下の通りである。「イランメディア、無人機が米軍基地を直撃する映像を公開」「イランが極超音速ミサイル『ファッターフ』を発射」「イランは中東最大の弾道ミサイル在庫を保有」「イランが戦果を発表」「イランの小学校が襲撃され51人死亡、60人負傷」。

イラン側の情報を転載するだけでなく、CCTVはいわゆる「軍事専門家」を招いて戦況を解説させ、「イランのミサイルの雨が(米軍に向けて)移動中である」などと報じている。

中国大陸のウェイボー(微博)でも、これらの報道見出しが「トレンドワード(熱捜)」に押し上げられている。数年前、ウェイボーの内部関係者が「トレンドワードはすべて人工的に操作されている。重大事案が発生した際、何をトレンド入りさせ、何を削除するかは宣伝部門の指令によるものだ」と暴露している。

ウェイボーのユーザーからは、以下のような批判の声が上がっている。

「こいつらのニュースは句読点すら信じられない」

「もう丸一日経つのに、まだ(ミサイルは)移動中なのか?」

「口だけは達者だ」

「兎死狐悲」

「専門家たちがまるで親を亡くしたかのように嘆き悲しんでいる」

「専門家が出てきたということは、イランはもう危険だ(専門家の予測は外れるという意味)」

「必死になってイランを逆転勝利させようとしている奴らがいる」

 

また、CCTVは「ハメネイ師が演説を行う予定」とも報じたが、その数時間後、イスラエルのネタニヤフ首相はハメネイ師の死亡を発表した。

これより前、中共のいわゆる専門家たちは「米国はイランを攻撃する勇気などない」と断言していたが、今やその面目は丸潰れの状態だ。

ネットユーザーは皮肉を込めてこう綴っている。

「専門家の予測は正確だ。ただし、いつも結果と真逆の意味となる。この専門家たちの『汚い口』で米国を絶賛させればいい。そうすれば米国を倒せる。それこそがイランを救う道だ」

「逃げろ、また専門家がやってきたぞ」

李謙