情報収集艦、沖縄本島と宮古島の間で往復 中共艦船活動活発化

2024/01/16
更新: 2024/01/16

統合幕僚監部は15日、海上自衛隊は、中共海軍情報収集艦沖縄と宮古島の間を往復していたことを発表した。

自衛隊は1月12日23時頃、中共海軍ドンディアオ級情報収集艦が宮古島(沖縄県)の北東約130kmの海域において、南東へ進んでいたことを確認した。13日に、沖縄本島と宮古島の間を南東進し、太平洋へ進出した。同日、沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進し、東シナ海へ向けて航行した。

海上自衛隊第46掃海隊所属「ししじま」(沖縄)、第1航空群所属「P-1」(鹿屋)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。

1月7日午後1時頃、海上自衛隊は、宮古島の南東約90kmの海域において、同海域を南西進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻及び同ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦1隻の計2隻を確認した。その後、8日にこれらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。

なお、1月3日午後1時頃奄美大島と横当島との間の海域を北東に進んだ後、太平洋へ向けて航行したものと同一だった。

今年に入って、南西諸島付近の中共艦船の活動は活発化している。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。