日本政府は、介護分野の人手不足に対応するため、外国人介護人材の受け入れを拡大し、育成就労制度を導入する予定だ。国際的な人材獲得の競争が激化する中、外国人介護人材の受け入れにより日本の介護サービスの質を保ちつつ、深刻な人手不足に対応する。
[東京 18日 ロイター] - 出入国管理庁は、2019年に導入した外国人の在留資格「特定技能」について、全ての対象業種について永住権取得や家族帯同が可能となる形での制度の見直しを進めている。 特定技能は、国内の労働人口減少に対応するため、人材確保が難しい14業種で外国人を対象に働く資格を与える制度で、それまでの技能実習制度とは異なり、労働者として外国人を受け入れる仕組みだった。 現在は、多くの