筋肉にはもう一つ、体の生理・生化学的機能という点で重要な役割があります。それは、体内のタンパク質の貯蔵庫です。タンパク質は体の修復を助けるために使われることが多いため、体が何かをするたびに、細胞は磨り減っていくのです。
重症筋無力症は、漢方でいう「痿病(いしつ)」に属します。西洋医学では、多発性神経炎、急性脊髄炎、進行性筋無力症、重症筋無力症、周期性麻痺、筋緊張性ジストロフィー、多発性硬化症、運動ニューロン疾患、その他筋力低下、筋無力、麻痺として現れる中枢神経系の感染症は、すべて「痿病」の範囲に含まれます。