スウェーデン総選挙の結果判明 左派の赤緑連合が得票率49.5%で勝利

2026/09/18
更新: 2026/09/18

スウェーデン・テレビ(SVT)は現地時間9月17日午後1時半ごろ、14日に行われたスウェーデン総選挙の全票の集計が終わったと発表した。赤緑連合は得票率49.5%で選挙に勝利した。

スウェーデンのメディアによると、社会民主党、左翼党、中央党、緑の党で構成する赤緑連合は得票率49.5%で176議席を獲得し、総選挙に勝利した。保守連合は得票率48.8%で173議席を獲得した。

社会民主党のマグダレナ・アンデション党首は、インスタグラムに勝利演説を投稿した。演説では、スウェーデン国民は投票によって国の新たな方向を選び、分断ではなく団結を支持したと述べた。

アンデション氏は「スウェーデン国民は、スウェーデンを前進させるために投票した。皆さんが投票で選んだ新たな方向を実現したい」と語った。

また、気候、より良い教育、医療、合理的な移民政策を、スウェーデンの今後の発展にとって重要な課題として挙げた。

穏健党のウルフ・クリステション氏はこれまで、中央党(得票率7%)が保守派陣営に戻ることを望んでいた。クリステション氏は現在、首相を辞任している。議会宛ての書簡で辞任を表明した。

書簡には「今後は議会が新政府の樹立を担う。この作業を直ちに開始できるよう、ここに首相職の解任を要請する」と記した。

今回の選挙で、クリステション氏が所属する穏健党の得票率は19.8%となり、社会民主党に次ぐ第2党となった。同党の得票率は2022年の総選挙から0.7ポイント上昇した。

現在のスウェーデン政府は穏健党、自由党、キリスト教民主党で構成され、スウェーデン民主党が閣外から支持している。スウェーデン民主党の得票率は2022年と比べて3.1ポイント低下し、全政党で最大の下げ幅となった。それでも、得票率17.5%で第3党の地位を維持した。

最終集計によると、今回の総選挙の投票率は84.8%だった。

各党の得票率は次の図の通り。

スウェーデン総選挙における各党の暫定得票率(新唐人作成)

スウェーデンのメディアによると、アンドレアス・ノーレン議会議長は9月18日、各党党首と最初の協議を行う。これをもって組閣作業が始まる。議会議長は議会の運営を担い、議会に新たな首相候補を指名することも職務の一つである。

(金紅記者による翻訳・報道/編集責任者:林清)