中国で新型コロナの感染が再び増加している。中国当局は6月の感染者が約7万9千人だったと発表し、中国のSNSでは一時、新型コロナ関連の話題がランキング1位となった。
当局の発表では、重症者は130人、死者は1人で、感染者数は全体として増加傾向にある。発熱などで病院を受診した患者の間でも、新型コロナの感染は4週連続で増えており、検出したウイルスはすべてオミクロン株だった。
ただ、中国当局はこれまで、感染症や大災害など社会不安につながりかねない出来事について、被害や死者数を過少に発表したり、情報を隠したりしてきた。そのため、「当局がこれだけの感染者を公表するなら、実際はさらに深刻ではないか」と受け止める人も少なくない。
感染の増加に伴い、中国のSNSでは、新型コロナが今後も長く存在し続ける可能性や、感染後に免疫機能へどのような影響が残るのかをめぐる議論も再び活発になっている。長引く疲労や動悸、せきなどの後遺症を心配する声も上がっている。
新型コロナは世界的な大流行こそ収まったものの、ウイルスが消えたわけではない。日本でも6月以降、患者数は4週連続で増えており、九州や四国の一部では増加が目立っている。
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