朝の住宅街が、一瞬で瓦礫の山と化した。
中国・遼寧省葫蘆島(ころとう)市で6月29日午前7時過ぎ、集合住宅で大規模な爆発が発生した。建物の片側がえぐり取られたように吹き飛び、内部がむき出しになるなど、現場は凄惨な状況となった。
SNSに投稿された映像では、爆発の衝撃で建物の一部が複数階にわたって崩れ落ち、周囲には大量の瓦礫が散乱。消防や救急隊が救助活動を続ける様子も映っていた。
地元当局は、家庭用LPガス(プロパンガス)が漏れ、何らかの火花や火に引火して爆発した可能性があるとして調査を進めている。
日本では都市ガスの利用が一般的だが、中国では地域や住宅によってLPガス(プロパンガス)も使われている。古い住宅では設備の老朽化が問題になることもあり、ガス漏れに火花や火が引火して爆発する事故がたびたび報じられている。
当局は、3人が行方不明、8人が軽傷を負ったと発表している。
しかし、中国では大規模事故の被害状況が十分に公表されないケースも少なくない。今回も事故直後にSNSへ投稿された現場映像が相次いで削除されており、被害の全容は依然として明らかになっていない。
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