「広告を押しただけのつもりだった」。気付けば、知らない保険に加入した扱いとなり、毎月口座から保険料が引き落とされていた。中国ではこうした被害が相次ぎ、苦情サイトにも同様の相談が続出している。
中国メディアが取り上げたある男性の被害者は、保険に加入した覚えはなく、ショートムービーを見ていた際に表示された「0円」「1円で加入」といった広告を消そうとして、誤ってボタンを押した可能性があると話している。保険会社に問い合わせると、「本人が手続きを行った」と説明されたが、報道後に保険料は返金された。
しかし、多くの被害者はそう簡単には解決しない。解約方法が分かりにくく、問い合わせ窓口にもつながりにくいため、解約や返金に苦労するケースが後を絶たないという。
同様の相談は苦情サイトに数千件寄せられ、高齢者の被害も目立つ。
広告には「無料」「格安」と大きく表示される一方、自動更新など重要な説明は目立たないケースも多いという。
「うっかり押しただけ」が契約になり、「気付いた時には毎月引き落とし」。中国では、ネット広告が新たな消費者トラブルの温床となっている。
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