令和8年(2026年)4月21日、高市早苗首相はメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領と約20分間にわたり電話会談を行った。
会談の冒頭、高市首相は前日に日本で発生した地震に対する大統領からの連帯表明に感謝を述べるとともに、メキシコのテオティワカン遺跡で発生した発砲事件の被害者へ哀悼の意を伝え、これに対しシェインバウム大統領から謝意が示された。
続いて両首脳は中東情勢について議論を交わし、現在のエネルギー情勢を踏まえ、両国間でエネルギー供給を含む協力を進めていくことで一致した。さらに高市首相は、「戦略的グローバル・パートナー」である両国の協力関係を新たな高みへと引き上げるため、鉱物資源が豊富なメキシコとの間で、経済安全保障を含む新たな対話枠組みを立ち上げることを提案した。
経済・ビジネス分野においては、高市首相がメキシコにおける日本企業の活動環境の整備について協力を要請した。これに対しシェインバウム大統領は、メキシコに進出する日系企業の存在は自国にとっても重要であるとの認識を示し、日本との経済関係強化に取り組みたいと応じている。その上で、両首脳は貿易関係の強化に向けて協力することで一致した。
会談の最後には、高市首相から本年6月からメキシコで開催されるサッカーワールドカップの成功と、両国代表チームの活躍を祈念する旨が伝えられ、会談を終えた。
高市首相によるXでの発信
高市首相は会談後、自身のXアカウントを通じて会談内容を国民向けに報告している。「今朝、シェインバウム・メキシコ大統領と電話会談を行いました」と切り出し、日本での地震に対する連帯への感謝やテオティワカン遺跡での事件に対する哀悼の意を伝えたことを明らかにした。
また、中東情勢を踏まえたエネルギー供給協力での一致、経済安全保障を含む対話枠組み構築の提案、日系企業の環境整備に向けた両国の前向きなやり取り、そしてサッカーW杯の成功祈念など、多岐にわたる首脳会談での成果を包括的に投稿している。
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