岸田文雄元首相は、自身が会長を務める「日本・イラン友好議員連盟」の会合を開催し、緊迫する中東情勢の中で、日本独自の対イラン外交を維持・強化する動きを示した。
今回の会合には、イランのペイマン・セアダット駐日大使に加え、日本の外務省中東局長も出席した。元首相の立場でありながら現役の政府実務責任者が同席したことで、この議連の活動が単なる議員間交流にとどまらず、政府方針と整合性を保った議論の場であることがうかがえる。
イラン側は、この会合が岸田氏の招待により実現したとして、同氏のリーダーシップに謝意を示した。セアダット大使は、日本とイランの千年にわたる歴史的友好関係に言及し、日本が国際社会の取り組みにおいて重要な能力を有しているとの認識を示した。
会合では、イラン側が現在の情勢について、米国およびイスラエルによる軍事的侵略であり、エネルギー安全保障を人質に取る行為であるとの立場を提示した。これに対し、岸田氏は議員連盟のメンバーとともに意見交換を行い、国際法や国連憲章の維持など多角的な観点から議論を進めている。
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