12月5日、中国山東省に住む男性は所有する中国産EV車に出産間近の妻を載せて、病院へ向かった。
しかし、走行中突然システム更新をしはじめ、そのまま動かなくなったという。
男性は急いで車の24時間対応のカスタマーサービスに連絡をするが、「システム更新は中断できない」と告げられた。
「自分の車が道に停まっているせいで渋滞を起こしているのに、あと50分以上待たなければならないのか!」
夫婦は大ピンチ状態に陥った。
妻も子どもが生まれる寸前の状態になり、夫婦は更新中の使えない車を見捨てて、何はともあれ、タクシー呼んで病院へ直行した。
男性によると、「あまりの突発事件に出くわしたため、妻は感情的に不安定で、それに加え、早足で歩くなどの運動もしてしまった。そのため、胎児の心拍数が220へと急上昇し、そのまま帝王切開するはめになった。幸い、子どもは元気に産まれ、母体も無事だ」という。
高速道路での走行中に急に動かなくなった、自動駐車システムの誤作動、突然の自然発火や爆発など、中国産のEVに関しては多くの事故が頻発しており、その安全性に関する指摘が絶えない。
これらのEVは今では一部の人にとって、もはや最先端のエコな乗り物ではなく単なる「厄介者」となっている。
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