旧正月の休みが明けて「葬儀の業者は大混雑」 がん死や自殺者も急増=中国 江蘇

2024/02/22
更新: 2024/02/22

中国における感染症は、旧正月休みを過ぎて再度爆発している。

江蘇省の多くの都市では「突然死」する市民の数が急増。葬儀を扱う業者が満杯になっていることが、NTD新唐人テレビの取材で明らかになった。

そうした死亡者のなかには、ウイルス感染症だけでなく、ワクチン後遺症による「がん患者」の死亡や、経済悪化を誘因とする自殺者も激増しているようだ。

江蘇省塩城市に住む李さんは19日、NTD新唐人テレビの取材に対して「旧正月の休み期間中、ここ(塩城)では感染症が流行り、多くの人が亡くなった。このあたりの葬儀屋はどこも満員だ」と明かした。

同じく塩城市に住む王さんも「旧正月の連休中、病院は大混雑だった」と語る。

江蘇省無錫市に住む鄧さんは、「病院は混雑していて、入院するにも空きベッドがない状態だ。本当の病名について、医師は政府から口止めされているため告げられない」と明かす。

また、江蘇省徐州市で長年教育業に携わる王さんも「現地では突然死や心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、ガンになる人が本当に多い」と語る。王さんは、亡くなった人たちの死因について「新型コロナ感染症による後遺症ではないか」と疑っている。

さらに、王さんによると「近年、自殺する学生が本当に多い。これはかつてない現象だ」という。

「今は、家庭からも、学校からも、そして社会全体からも、学生にはさまざまな重圧がかかっている。今は皆、お金がなく、厳しい生活を強いられている。そのようななかでは、子供たちも希望を見いだせない」。王さんは、そう語った。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。