安倍晋三元首相は12月1日、台湾のシンクタンクが主催するフォーラムにオンライン形式で参加し、日台関係について講演する。台湾メディア「自由時報」が24日、報じた。
報道によると、国策研究院文教基金会(以下は国策院)が来月1日に開催する「影響力フォーラム」で、安倍元首相は「新時代の日台関係」について講演を行う。また、鄭文燦・桃園市長、民進党の羅致政・立法委員(国会議員に相当)、国策院の郭育仁・執行長、台湾師範大学の範世平・教授らが出席する。
国策院は、米中対立を巡る国際情勢、民主主義や人権、経済安全保障に関する台日間の協力、台日の与党間の「2+2」会合、台湾のTPP加盟、台湾海峡の軍事緊張などに関して「安倍元首相に意見や考えを伺う予定だ」としている。国策院は、安倍氏は首相退任後も「日本国内および国際政治に大きな影響力を持っている」とした。
(翻訳編集・張哲)
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