米国防総省、テロ対策に特殊部隊創設

2006/02/01
更新: 2006/02/01

【大紀元日本2月1日】米国防総省はこのほど、北朝鮮及びイランの大量破壊兵器がテロ組織に流入するのを防止するため、2月6日に「2005 4か年国防戦略報告」を発表、特殊部隊を成立し、テロ組織が核武器などの大量破壊兵器を使用する以前に阻止するとみられる。中廣新聞が伝えた。

米国外交筋によると、北朝鮮及びイランからの核、生物、化学武器がテロ組織に流入するのを防ぐため、米軍特殊派遣部隊を創設、特殊作戦部隊、歩兵部隊、情報部隊等、陸空軍兵士から構成される予定。これからの米軍は、テロ組織が大量破壊兵器を使用する前に、国家の安全を図ることが重点になるという。

米軍当局によると、大規模殺傷兵器には、「電磁パルス兵器」「小型核爆弾」「細菌兵器」及び「新型化学兵器」などがあるという。ラムズフェルド米国防長官は2月6日、以上の内容に重点を置いた「2005 4か年国防戦略報告」、「2007年国防予算申請書」を議会に提出、米大統領府に報告する。

「2005 4か年国防戦略報告」では、特に米国本土の警戒態勢に重点が置かれ、15億米ドルの予算を要求、生物化学兵器による攻撃を受けた際、医療機関の対応を開発提言する。また、中共及びロシアの脅威に対し、戦略的に重要な小規模部隊を国家各部署が保有できるよう考慮している。