[ハンブルク 10日 ロイター] - ドイツ農業省のシルビア・ベンダー次官は10日、食料の輸出を縮小する国が増えていることに懸念を示した。ドイツが議長国を務める先進7カ国(G7)は11日、農相会合を開催し、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえた食料の安定供給などについて協議する見通し。ベンダー氏は同会合に先駆けて発言した。 ベンダー次官は、「一部の国は市場閉鎖を計画しており、非常に懸念している」と指摘。
[ベルリン 8日 ロイター] - ドイツは、主要7カ国(G7)農相会合を11日にオンラインで開催すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻による世界の食料安保への影響や食品市況の安定化策について話し合う見通し。 G7議長国のドイツのオズデミル農業相は声明で、欧州連合(EU)域内の食品供給は安定しているが、既に干ばつなどの影響がある地域をはじめ、一部の域外国は食料品不足が悪化する可能性があると指摘。