11年ぶりに火星が地球に最接近になり、NASAはハッブル宇宙望遠鏡が5月12日に撮影した最新の火星写真を公開した。今回22日の「火星の衝」と30日の地球に最接近の時期が重なっているため、明るく大きくなっている火星を観測する絶好のチャンスと言える。30日が最もはっきりと火星を見ることができるが、実際には6月4日ごろまでは地球と火星の距離はほとんど変わらないため、この日を逃すと見られなくなるという訳ではない。
2016/05/30
今週末は、天文ファンにとっては見逃せない天体イベントが2つ重なっている。21日夜には「ブルームーン」が見られ、翌22日には「火星の衝」つまり、太陽と火星が地球を挟んで一直線に並ぶ。
2016/05/24