【大紀元日本9月29日】峨眉山月半輪秋影入平羌江水流夜発清渓向三峡思君不見下渝州 峨眉(がび)山月(さんげつ)半輪の秋。影は平羌江(へいきょうこう)の水に入りて流る。夜、清渓(せいけい)を発して三峡に
2013/09/29
【大紀元日本9月16日】中庭地白樹棲鴉冷露無声湿桂花今夜月明人尽望不知秋思在誰家 中庭(ちゅうてい)地白く、樹に鴉(からす)棲む。冷露(れいろ)声無く、桂花(けいか)を湿(うる)おす。今夜、月明(げつ
2013/09/16
【大紀元日本8月26日】九月九日望郷台他席他郷送客杯人情已厭南中苦鴻雁那従北地来 九月九日、望郷台(ぼうきょうだい)。他席他郷(たせきたきょう)客(かく)を送るの杯(はい)。人情(じんじょう)已(すで
2013/08/26
【大紀元日本8月11日】夜熱依然午熱同開門小立月明中竹深樹密蟲鳴処時有微涼不是風 夜熱(やねつ)依然として午熱(ごねつ)に同じ。門を開いて小立(しょうりつ)す、月明(げつめい)の中(うち)。竹深く、樹
2013/08/11
【大紀元日本7月28日】雲母屏風燭影深長河漸落暁星沈常娥応悔偸霊薬碧海青天夜夜心 雲母(うんも)の屏風(へいふう)、燭影(しょくえい)深し。長河(ちょうが)漸(ようや)く落ちて、暁星(ぎょうせい)沈む
2013/07/28
【大紀元日本7月14日】天門中断楚江開碧水東流至北廻両岸青山相対出弧帆一片日辺来 天門(てんもん)中断して楚江(そこう)開く。碧水(へきすい)東流して北に至りて廻(めぐ)る。両岸の青山、相(あい)対し
2013/07/14
【大紀元日本6月26日】黒雲翻墨未遮山白雨跳珠乱入船巻地風来忽吹散望湖楼下水如天 黒雲、墨を翻して未だ山を遮(さえぎ)らず。白雨、珠を跳(おど)らせ、乱れて船に入る。地を巻き、風来(きた)って忽(たち
2013/06/26
【大紀元日本6月16日】漢国山河在秦陵草樹深暮雲千里色無処不傷心 漢国(かんこく)山河在り。秦陵(しんりょう)草樹(そうじゅ)深し。暮雲(ぼうん)千里の色。処(ところ)として心を傷めざるは無し。 詩に
2013/06/16
【大紀元日本6月8日】村南村北鵓鴣声水刺新秧漫漫平行遍天涯千万里却従隣父学春耕 村南村北、鵓鴣(ぼっこ)の声。水は新秧(しんおう)を刺し、漫漫として平らかなり。行きては、天
2013/06/08
【大紀元日本5月15日】前不見古人後不見来者念天地之悠悠独愴然而涕下 前(まえ)に古人を見ず。後(しりえ)に来者(らいしゃ)を見ず。天地の悠悠たるを念(おも)い、独(ひと)り愴然(そうぜん)として涕(
2013/05/15
【大紀元日本4月28日】溶溶様様白鴎飛緑浄春深好染衣南去北来人自老夕陽長送釣船帰 溶溶(ようよう)様様(ようよう)白鴎(はくおう)飛ぶ。緑(みどり)浄(きよ)く、春深く、衣を染めるに好(よ)し。南去北
2013/04/28
【大紀元日本4月14日】岐王宅裏尋常見崔九堂前幾度聞正是江南好風景落花時節又逢君 岐王(ぎおう)の宅裏(たくり)にて、尋常に見る。崔九(さいきゅう)の堂前にて、幾度(いくたび)か聞く。正(まさ)に是れ
2013/04/14
【大紀元日本3月31日】春眠不覚暁処処聞啼鳥夜来風雨声花落知多少 春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず。処処(しょしょ)啼鳥(ていちょう)を聞く。夜来、風雨の声。花落つること知る、多少ぞ。 詩に云
2013/03/31
【大紀元日本3月17日】千里鶯啼緑映紅水村山郭酒旗風南朝四百八十寺多少楼台煙雨中 千里、鶯(うぐいす)啼(な)いて、緑(みどり)紅に映ず。水村山郭(すいそんさんかく)酒旗の風。南朝、四百八十寺(しひゃ
2013/03/17
【大紀元日本3月3日】休道他郷多辛苦同袍有友自相親柴扉暁出霜如雪君汲川流我拾薪 道(い)うを休(や)めよ、他郷(たきょう)辛苦多しと。同袍(どうほう)友有り、自(おのずか)ら相い親しむ。柴扉(さいひ)
2013/03/03
【大紀元日本2月17日】東洋道徳西洋芸匡廓相依完圏模大地周囲一万里還須欠得半隅無 東洋の道徳、西洋の芸。匡廓(きょうかく)相い依りて、圏模(けんぼ)を完(まっと)うす。大地は周囲一万里。還(ま)た、須
2013/02/17
【大紀元日本1月27日】鞭声粛粛夜過河暁見千兵擁大牙遺恨十年磨一剣流星光底逸長蛇 鞭声粛粛(べんせいしゅくしゅく)夜、河を過(わた)る。暁に見る、千兵(せんぺい)の大牙を擁(よう)するを。遺恨なり、十
2013/01/27
【大紀元日本1月13日】雪擁山堂樹影深檐鈴不動夜沈沈閑収乱帙思疑義一穂青灯万古心 雪は山堂を擁(よう)して樹影(じゅえい)深し。檐鈴(えんれい)動かず、夜沈沈(ちんちん)。閑(しずか)に乱帙(らんちつ
2013/01/13
【大紀元日本1月5日】日夕見寒山便為独往客不知松林事但有麏麚跡 日夕(にっせき)寒山を見る。便(すなわ)ち独往(どくおう)の客(かく)と為(な)る。松林(しょうりん)の事を
2013/01/05
【大紀元日本12月23日】空山不見人但聞人語響返景入深林復照青苔上 空山(くうざん)人を見ず。但だ、人語(じんご)の響きを聞く。返景(へんけい)深林に入り、復(ま)た照らす青苔(せいたい)の上。 詩に
2012/12/23
【大紀元日本12月3日】盧橘花開楓葉衰出門何処望京師沅湘日夜東流去不為愁人住少時 盧橘(ろきつ)花開きて、楓葉(ふうよう)衰う。門を出でて、何(いず)れの処(ところ)にか京師(けいし)を
2012/12/03
【大紀元日本11月13日】煙籠寒水月籠沙夜泊秦淮近酒家商女不知亡国恨隔江猶唱後庭花 煙は寒水を籠(こ)め、月は沙(すな)を籠む。夜、秦淮(しんわい)に泊(はく)して、酒家(しゅか)に近し。商女(しょう
2012/11/13
【大紀元日本11月4日】少小離家老大回郷音無改鬢毛衰児童相見不相識笑問客従何処来 少小(しょうしょう)家を離れて、老大にして回(かえ)る。郷音(きょうおん)改まる無く、鬢毛(びんもう)衰(おとろ)う。
2012/11/04
【大紀元日本10月14日】君問帰期未有期巴山夜雨漲秋池何当共剪西窓燭却話巴山夜雨時 君は帰期を問うが、未だ期有らず。巴山(はざん)の夜雨(やう)、秋池(しゅうち)に漲(みなぎ)る。何(いず)れか当(ま
2012/10/14
【大紀元日本10月01日】満面胡沙満鬢風眉銷残黛臉銷紅愁苦辛勤顦顇尽如今卻似画図中 面(おもて)に満つる胡沙(こさ)、鬢(びん)に満つる風。眉は残黛(ざんたい)銷(き)え、
2012/10/01
【大紀元日本9月16日】長安一片月萬戸擣衣声秋風吹不尽総是玉関情何日平胡虜良人罷遠征 長安、一片(いっぺん)の月。萬戸(ばんこ)衣を擣(う)つの声(こえ)。秋風、吹いて尽きず。総(す)べて是れ、玉関の
2012/09/16
【大紀元日本8月26日】残灯無焔影憧憧此夕聞君謫九江垂死病中驚坐起暗風吹雨入寒窓 残灯(ざんとう)焔(ほのお)無く、影(かげ)憧憧(どうどう)。此(こ)の夕(ゆう)べ、君が九江に謫(たく)せらるるを聞
2012/08/26
【大紀元日本8月12日】緑樹陰濃夏日長楼台倒影入池塘水精簾動微風起一架薔薇満院香 緑樹(りょくじゅ)陰濃くして、夏日(かじつ)長し。楼台(ろうだい)影を倒(さかしま)にして池塘(ちとう)に入る。水精(
2012/08/12
【大紀元日本7月29日】霜草蒼蒼蟲切切村南村北行人絶独出門前望野田月明蕎麦花如雪 霜草は蒼蒼(そうそう)として、蟲(むし)は切々(せつせつ)。村南村北、行人(こうじん)絶ゆ。独り門前に出でて、野田を望
2012/07/29
【大紀元日本7月22日】日照香炉生紫烟遙看瀑布挂長川飛流直下三千尺疑是銀河落九天 日は香炉を照らして紫烟(しえん)を生ず。遙かに看る、瀑布の長川(ちょうせん)を挂(か)くるを。飛流直下(ひりゅうちょっ
2012/07/22