米軍はペルシャ湾でイランに対して自衛的攻撃を実施したことを確認している。
イランの軍は26日、ペルシャ湾上空で米軍の無人機を夜間に撃墜したと発表した。同地域を管轄する米軍司令部のスポークスマンも、新たな空爆の実施を確認した。
イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)は、MQ-9リーパー無人機1機を撃墜したほか、RQ-4グローバルホーク偵察無人機1機とF-35戦闘機1機にも砲撃を行ったと述べた。この声明はイランの国営放送プレスTVを通じて発表された。
米軍はイスラム革命防衛隊の主張についてまだコメントしていない。エポック・タイムズが国防総省に送ったコメント要請は、記事掲載時点で回答が得られていない。
5月25日に米軍が実施した空爆についてもイスラム革命防衛隊は非難しており「地域における米国の干渉主義的冒険主義と侵略的行動」の一環だと主張した。米軍はペルシャ湾上空のイラン領空に侵入したとも付け加えた。
米軍は25日にイラン南部でミサイル発射台を標的とした空爆を実施したことを確認し、この攻撃を自衛的なものだと説明した。
米中央軍のティム・ホーキンス報道官は25日、報道機関に対して「米軍は本日、イラン軍が自軍に及ぼす脅威から部隊を守るため、イラン南部において自衛的攻撃を実施した。米中央軍は継続する停戦期間中も、克制を保ちつつ自軍を防衛し続ける」と述べた。
トランプ大統領は25日の時点でソーシャルメディアに、和平合意に向けた交渉は「順調に進んでいる」と投稿していたが、それは今回の最新の空爆が行われる前のことだった。
イラン外務省は、26日の早朝に爆発音がイランメディアに伝えられたホルムズガン州南部での米軍攻撃について、約7週間続く停戦協定への「重大な違反」だと警告した。

地域の緊張を示す別の動きとして、ネタニヤフ・イスラエル首相は5月25日、レバノンのイラン支援組織ヒズボラへの攻撃を強化すると表明した。イスラエルとレバノンは4月中旬に停戦に合意していた。
またトランプ大統領は、サウジアラビアを含むアラブ・イスラム諸国に対し、自身の第1期政権中に仲介されたイスラエルと中東諸国の間の「アブラハム合意」への署名を改めて求めた。
「すべての国に対し、即座にアブラハム合意に署名するよう強く要請する。またイランが私との合意に署名する場合、米国大統領として、この比類なき世界連合に参加することを光栄に思う」とトランプ大統領はトゥルース・ソーシャルに記した。

25日にトランプ大統領は、より広範な和平合意の交渉が続く中でもイラン政府が核兵器への道筋を保持することは認めないと改めて主張し、イランの濃縮ウラン備蓄を処理するための3つの選択肢も提示した。
「濃縮ウラン(Nuclear Dust!)は直ちに米国に引き渡して国内で廃棄するか、またはイラン・イスラム共和国と連携・協力のうえ現地または他の受け入れ可能な場所で廃棄するかのいずれかだ」とトゥルース・ソーシャルに記した。
廃棄の過程は「原子力委員会またはそれに準ずる機関が立会・確認する」と付け加えた。
トランプ大統領はイラン政府が核兵器を取得できないようにすることを長らく主張しており、今回の戦争は核取得を阻止するためにイランに対して2月28日に開始したと述べている。
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