トランプ氏 交渉相手を見極め イラン議会議長が有力候補の一人

2026/03/24
更新: 2026/03/24

トランプ大統領はイラン交渉に前向きな姿勢を示す一方、ホワイトハウスではイランと今後交渉相手となり得る人物について検討を進めている。最新の情報によると、イランのモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長が、アメリカ政府内で注視する人物の一人として浮上している。

報道によれば、64歳のガリバフ氏はこれまで、アメリカやその同盟国に対し報復を示唆する強硬な発言を繰り返してきた。一方で、ホワイトハウス内の一部には、同氏を「交渉可能な相手」とみる見方もあり、将来的にイランの権力構造に変化が生じた場合、トランプ政権と交渉に臨む人物としている。

政府関係者によると、ホワイトハウスは現時点で特定の人物に絞っているわけではなく、複数の候補者について同時に検討を進め、実際に交渉の意思と能力があるかどうかを見極めているという。

また、アメリカ政府関係者の一人は、ガリバフ氏が現時点で有力候補の一人であるとの認識を示したものの、最終的な判断には至っていないと述べた。

ホワイトハウスのレビット報道官は、これらは機微に触れる外交問題であり、アメリカがメディアを通じて交渉を行うことはないと説明した。

さらに報道では、トランプ氏にとってエネルギー問題も重要な要素だと指摘している。

ホルムズ海峡やイランのエネルギー施設は世界の供給に大きな影響を与えることから、アメリカは将来、イランで新たな指導者が出現した場合、エネルギーや安全保障をめぐる何らかの合意が可能かどうかについても検討しているとみられる。

ただし、ホワイトハウス内には、現段階でアメリカがイランの将来の指導者を「選ぶ」ことを前提に議論するのは時期尚早であり、現実的ではないとの見方もある。